・スズキは6月3日、国土交通省から指示を受け実施した型式指定申請における不正行為の有無に係る実態調査の結果、2014年の不正事案が1件発見されたと発表した。
・2014 年 9 月に「アルト」(貨物仕様、ABS無)の型式申請の際に提出した「トラック及びバスの制動装置の試験記録及び成績」において、フェード試験(ブレーキをくり返しかけてブレーキが高温となった状態での停止距離を測定する試験)の停止距離を、実際の試験で測定した停止距離より意図的に短く記載していたとする。
・なお、5 月 18 日に法規認証部門の立ち合いの下、当該試験をやり直した結果、フェード試験の法規要件を十分に満たすことが確認できたとしている。