・台湾の車載電子機器メーカーoToBrite Electronics (欧特明電子股份有限公司)は3月4日、3月11日~13日にドイツ・ニュルンベルグ(Nuremberg)で開催されるEmbedded World 2025において、Vision-AI搭載ソリューションを発表すると明らかにした。
・oToBriteは、Vision-AIと4台のカメラを使用したシステム「oToSLAM」により、外部インフラを必要とせず高精度な屋内および屋外での測位を可能にする費用対効果の高い代替手段を提供している。これを可能とするコア技術が、Visual Simultaneous Localization and Mapping (VSLAM)である。
・oToBriteのVision-AI技術は先進運転支援システム(ADAS)に搭載され、車線、歩行者、車両、その他の道路上の物体を検知することで、運転の安全性を向上させる。この技術は、自動車グレードのECU、8台のカメラ、ディープラーニングAIを搭載した商用車向けレベル2+ ADASソリューション「oToGuard」にも組み込まれている。
・またoToBriteは、自動運転車やロボットに最適なGMSLカメラシリーズ「oToCAM」も提供している。このカメラはIP67/IP69K規格に準拠し、-40℃から+85℃の温度範囲に対応する。NVIDIA JetsonおよびIntelのエッジAIプラットフォームと互換性があり、さまざまな自動運転アプリケーションに最適である。