・シュコダは3月11日、ミッドサイズワゴンの新型「シュペルブ コンビ (Superb Combi)」を発表した。
・車体サイズは全長4,902mm、全幅1,849mm、全高1,482mm、ホイールベース2,841mm。現行モデルと比較して、全長を40mm、全高を5mm拡大した。荷室容量も30L増やしている。
・パワートレインはプラグインハイブリッド(PHV)の1.5 TSI iV、マイルドハイブリッド(MHV)の1.5 TSI、ガソリンエンジン(2.0L TSIエンジン搭載の2バージョン)、ディーゼル(2.0L TDIディーゼルエンジン搭載の2バージョン)の計6種類が用意される。PHVは新世代システムを採用。1.5L TSIエンジンと駆動モーター、25.7kWhの高電圧バッテリーを搭載し、システム最高出力は150kW、電気のみで100km超走行できる(WLTPサイクル)。1.5L TSIエンジンは「シュペルブ」で初めて、48Vのスターター・ジェネレーターと48Vのリチウムイオン電池(フロア下に設置)を組み合わせたMHVも設定する。トランスミッションは全バージョンでDSGを採用。ディーゼルエンジンとガソリンエンジンのそれぞれの上級グレードは四輪駆動モデルとなる。一部グレードで標準装備あるいはオプション選択できるDCC Plusアダプティブシャシーコントロールシステムはさらに幅広い減衰特性に対応するよう改良された。
・エアロダイナミクスはCd値0.25と、現行モデルに対し15%向上している。
・新世代のセンサーや最新の運転支援システムを採用し、フロントアシストの一部としてターンアシスト、クロスロードアシスト、衝突回避支援システムを導入する。また、トラベルアシスト、サイドアシスト、トレーラーアシストといった機能も拡充している。また、2024年後半にはChatGPTをインフォテインメントシステムに組み込む予定。
・新型「シュペルブ コンビ」の生産はスロバキア・ブラチスラバ(Bratislava)工場で行う。