・10月1日付のブラジル現地メディアAutoindustriaは、中国の吉利集団がブラジル・パラナ(Paraná)州のTimber groupを通じて、同国で電気ピックアップブランドRiddara (雷達/RADAR)の「RD6」を発売すると報じた。
・同モデルは、ボルボのコンパクト電気SUV「EX30」などに採用されているSEA (Sustainable Experience Architecture)モジュラープラットフォームをベースとしている。後輪駆動で最高出力272PSの駆動モーターを搭載する。荷台の最大容量は1,200リットル。
・「RD6」は中国から輸入する2つのバージョンを用意する。Standardバージョンには63kWhのバッテリーが搭載され、航続距離は最長385km。Luxuryバージョンには86kWhのバッテリーが搭載され、航続距離は最長517kmとなる。
・Timber groupによると、2つの駆動モーターと4x4トラクションを備えた4WDバージョンも2025年第1四半期中に発売されるという。
・Standardバージョンは24万9,990レアル(約665万円)から、Luxuryバージョンは31万5,990レアルから販売される。11月から注文受付が開始され、最初の納車は12月に開始される予定。