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2021年08月04日(水)

※英LMC Automotive社のアナリストによるショートレポート(7月29日付)をマークラインズが翻訳したものです。

・韓国の2020年のライトビークル(乗用車+ライトトラック)販売台数は、過去最高となる前年比6%増の186万台だった。これを達成したのは皮肉なことに、過去最悪の世界的な新型コロナウイルスのパンデミックが勃発し、これに起因する景気後退の最中であった。このような困難な一年において、市場の反応はどのようなものだったのだろうか?

・韓国の自動車購買層に関する最新データをみると、2つの興味深いトレンドが示唆される。

・最初のトレンドとして、2020年に新車販売のフリート車両(シェアリング用車両、レンタカー、タクシーを含む)のシェアが2010年以来初めて減少したことが挙げられる。新型コロナの拡大前にはシェアードモビリティという新しい形態のモビリティが、最終的に自家用車の代替品となると信じられており、「シェアリングは美徳で、所有は悪徳である」という見方が支持されていた。

・しかし、前例のない健康危機を背景に、かつて悪徳と見なされていたものは瞬く間に美徳となった。自家用車は現在、社会的距離のある交通手段の中で最も効果的で、倫理的であると考えられている。すなわち、フリート車両の販売シェアの減少は、本質的には新型コロナウイルスの感染拡大への反応であるといえる。

・二つ目のトレンドは、若年層(20歳代、30歳代)の購入比率が2020年に小幅上昇したことが挙げられる。以前は、韓国市場では若年層の購入比率が大幅な減少傾向にあった。他の多くの国と同様に、若い消費者の間では経済的理由や配車サービスやカーシェアリングなど新たに登場した代替手段が好まれており、自動車の所有に消極的な人が増えていた。

・全般的に自動車保有に対して若者の関心が薄いことは、韓国の自動車市場がピークに達し、自家用車の保有台数が減少していく兆候であるとみられていた。しかし、奇妙な運命のいたずらで、新型コロナ危機は多くの若い消費者がディーラーに足を運ぶきっかけとなった。運転免許を取得する若年層が増えて、運転教習の受講件数は大幅に上昇しているという。

・これは、韓国市場がまだピークに達していないことを意味しているのだろうか?

・LMC Automotiveとしては、韓国の新車販売台数は長期的には横ばいになるが、パンデミックが起因して市場がピークを迎える時期が遅れたとみている。とはいえ、パンデミックの最中に新たなピークを迎える可能性や、若い消費者が再び車の所有をやめる可能性もある。パンデミックの予測不可能性は残ったままである。

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2021年07月21日(水)

・7月19日付のデトロイトニュースおよびデトロイトフリープレスの報道によると、GMCが時期は明らかにしなかったもののフルサイズの電気ピックアップを投入すると発表したという。
・GMCのGlobal Vice PresidentのDuncan Aldred氏は「GMCブランドとしてEVの『ハマー(Hummer) ピックアップ』、『ハマー SUV』だけでなく、今後新たな電気ピックアップトラックを発表し明確にするだろう」と述べた。
・この計画は、GMCがGMのファクトリーゼロ(Factory Zero Detroit-Hamtramck Assembly Center)で2021年後半から開始するEV「ハマー ピックアップ」の生産準備を行う中で表明された。
・同工場ではこの他、「ハマー SUV」、シボレー「シルバラード(Silverado)」のEVバージョン、シェアリングの自動運転EV「クルーズ オリジン(Cruise Origin)」も生産する予定となっている。
(Detroit News article on July 19, 2021) (Detroit Free Press article on July 19, 2021)

2021年07月20日(火)

・英国の新興電気乗用車(EV)メーカーSoventem14日、ミッドランズのMira Technology Parkにエンジニアリングセンターを開設すると発表した。目を引く一連のカーボンニュートラルな車両を導入するとともに、英国向けの未来的なカーシェアリングサービスを開始する。Soventemは可能な限り環境に優しい素材を使用し、3D印刷技術によって革新的で軽量なモノコック構造の車両を生産する。
SoventemReeClearmotionなどとの連携により、5分以内に充電でき、フル充電で航続距離300マイル超を達成するEV2024年に市場投入する計画。スーパーカー・スタイルの車両は100万通り以上の組み合わせにより、2台の車両が同じように見えることはないという。
Soventem20243月に英国でSuper-CarShareシェアリングサービスの導入を目指す。このサービスでは、ユーザーは必要なときにいつでも車両を利用できるようになる。カスタマイズされた車載アシスタントLUCYは各ドライバーを記憶し、それぞれの言語で挨拶し、運転経験を最大限に生かすためのアドバイスを提供する。
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