コネクティッド

 ニュース
2024年07月26日(金)

・セアトは7月24日、セアトおよびクプラ(Cupra)と連携し、40名超のデータサイエンティストおよびエンジニアのチームを通じてコネクテッドカー、工業生産、商用システムからのデータを活用したデジタルソリューションを特定・開発するハブ組織「SEAT CODE」の設立を発表した。このハブでは製品とサービスの開発も行い、VWグループ内外のデジタルビジネスを強化するSaaSソリューションを提供している。

・「SEAT CODE」のオフィスには、14カ国から集まった270名超のデジタルエキスパートが在籍している。前身となる2019年に設立されたデジタルハブは、デジタルモビリティサービスのリーディングプロバイダーへと急成長した。今回の変革の特徴は、マルトレル(Martorell)に新設された6万4,000平方メートルのバッテリーシステム組立工場や、50万時間を超える電動化のためのトレーニングなどにみられる。

Based on SEAT S.A. press release

2024年07月26日(金)

中国の複数メディアは724日、広州北部湾区(花都)による、「車両道路クラウド一体化」のコネクテッドカー試験運用プロジェクトが、花都区発展改革局から承認されたと報じた。広東省投資プロジェクトオンライン審査監督プラットフォームによると、プロジェクトの所在地は広州市花都区全域であり、総投資額は11.95億元。プロジェクトの実施期間は202491日から2026121日まで。

・このプロジェクトでは、約110本の道路に400個のノード(RSUMEC、レーダーなど)の路側機を設置し、車両道路クラウド一体化運用シナリオを構築し、200台の自動運転車両を投入し、約2,000(バス、ワゴンなどを含む)を改造して車載ユニット(OBU)を後付けする。また、都市レベルの路車協調クラウド制御プラットフォーム、一体化ツールライブラリ、データ取引プラットフォームや資産評価モデルなどを構築する。

複数メディアの報道と広東省投資プロジェクトオンライン審査監督プラットフォームの情報に基づく

2024年07月25日(木)

・現代自動車は7月22日、シンガポールで現地製の電気セダン「アイオニック6 (IONIQ 6)」を7月19日に正式に発売し、先行予約と試乗を開始したと明らかにした。同モデルは、電気SUV「アイオニック5」と「アイオニック5」ロボタクシー(robotaxi)に続き、現代自のシンガポールの研究開発・生産拠点であるHyundai Motor Group Innovation Center in Singapore (HMGICS)で生産される。

・「アイオニック6」は洗練されたエアロダイナミックセダンで、独自の自動化されたインテリジェントセルベースの生産プラットフォームで生産されるアイオニックラインナップの最新モデル。「アイオニック6」は、流線型のシルエット、最大航続距離614km(WLTP)、現代自のコネクテッドカーサービスBluelinkやOTAソフトウェアアップデートなどの技術を特徴としている。

・HMGICSでの「アイオニック6」の現地生産により、シンガポールの顧客にはInspiration (バッテリー容量77 kWh)、Prestige (77 kWh)、Prestige (53 kWh)、Exclusive (53 kWh)の4グレードが提供される。HMGICSは、航続距離519km(WLTP)のAWDバージョンに対し、最大614km(WLTP)の航続距離を誇るロングレンジのPrestige (77 kWh) 2WDモデルを導入した。

・さらに現代自動車は、シンガポールで強化された充電ソリューションを発表するため、パートナーとの連携を続けている。シンガポール製の「アイオニック6」を購入した顧客には、アップデートされた充電ソリューションが提供される予定。

(From Hyundai Singapore social media updates and press release dated July 22, 2024)