・ステランティスは3月21日、フィアットが、新しい電気パワートレイン、デザイン、コネクティビティ、ADASなどで刷新した「デュカト(Ducato)」、「ドブロ(Doblò)」、「スクード(Scudo)」の2024年ラインナップを導入すると発表した。
・「Eデュカト」には110kWhのバッテリーが搭載され、航続距離は先代モデルより30%アップの最大424kmとなった。わずか55分で80%の充電が可能な新充電システムを採用する。またディーゼルエンジン仕様には、ユーロ6E規制に適合したマルチジェットエンジン(120hp、140hp、180hpの3つの出力レベル)と、新しい8速オートマチックトランスミッションが搭載される。新型「デュカト」の車両空力性能の向上により、最大トルク450Nmのパワフルな性能を維持しながら、燃料消費量と二酸化炭素排出量を最大5%削減している。
・新型「デュカト」の荷室容量は最大17立方メートル、積載量は電気自動車(EV)仕様が最大1.5トン、ディーゼル車仕様が最大2トンである。新型「Eデュカト」には、Keyless Entry and Go、電動パーキングブレーキ、10インチ無線ナビゲーションシステム、中央に配置された7インチのフルデジタルコックピット、F2M eSolutionが提供するインタラクションやサービスをサポートする特定のEV機能が標準装備されている。
・「Eドブロ」は340km以上の航続距離を誇り、30分で80%の充電が可能な急速充電機能を備える。効率を高めるヒートポンプを搭載し、ユーザーの好みに合わせて3段階に設定できる回生ブレーキパドルも装備され、ノーマル、エコ、パワーの走行モードが性能を向上させている。また、EVとディーゼル両仕様とも最大積載量は1トンで、Magic Plug、Smartphone Station、10インチRadio Touch、ナビゲーション一体型10インチUconnectカラータッチスクリーンラジオなど、最高の技術的特徴を備えている。
・「Eスクード」は100%電気パワートレインを搭載し、最大352kmの航続距離を実現する。新型「スクード」は、そのコンパクトな外観にもかかわらず荷室容量は最大6.3立方メートルと大きく、EV仕様で最大1.25トン、ディーゼル仕様で最大1.4トンの積載量を実現している。
Based on Stellantis press release