・法士特は、ドイツのハノーバー(Hanover)で開催されるIAA Transportationに出展したと発表した。
・「F9JZ140A」は、中型商用車用の統合型9速AMT。機電システムの統合に加えて、アクチュエータと中央クラッチが一体化されたコンパクト設計により、車両に容易に導入できる。アルミ合金により、180kgと軽量。システム効率は最高99.8%以上に達する。さらに、エコクルーズやトラクションコントロールモード、坂道のスマートスタートなどのインテリジェントモードを通じて燃費を低減し、安全性も高めた。
・「F2HD45-P」は、4.5-10tの小型トラック向けのデュアルモーターマルチモードパワーカップリング技術を採用したハイブリッドシステム。電気(EV)とハイブリッド(HV)のモード切り換えを迅速かつスムーズに行うことができる。EVモード、HVモード、オーバースピードモードなどのモード選択も可能。デュアルモーターシステムとエネルギー管理により、全体の燃費削減率は25%以上だという。
・「FS4E200-2E 3in1電動駆動システム」は、高出力密度のモーターコントローラーと高速フラットワイヤー大出力モーター、4速フルヘリカルギアボックスを統合した新エネルギー動力システム。一体型アルミ鋳造ハウジングで、システムの重量はわずか380kg。類似製品と比較して200kg以上軽く、システム効率は2%以上向上した。さらに、空気圧シフト操作機構を採用し、外部にTCU、電磁弁、センサー、ハーネスが不要となるため、信頼性が大幅に向上した。(2024年9月18日付法士特のWechat公式アカウントより)