鋳造

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2021年04月12日(月)

・トヨタの欧州現地法人Toyota Motor Europe (TME)は7日、Toyota Motor Manufacturing Poland (TMMP)が低排出ハイブリッドパワートレイン用電動トランスミッションの生産を開始したと発表した。この新型トランスミッションはイェルチ・ラスコビツェ(Jelcz-Laskowice)工場で生産する最新世代の1.5L ガソリンエンジンと組み合わせて新型「ヤリス (Yaris)」に搭載される。
・ポーランドでのハイブリッド電動パワートレイン製品の生産は、2021年後半にフランスのバレンシエンヌ (Valenciennes)工場で新型「ヤリス クロス(Yaris Cross)」の生産を開始する際にさらに増強する予定。
・ポーランド拠点の最新の拡張は、2025年までに欧州で140万台の車両を販売し、うち90%を電動化モデルにするという戦略に沿ったもの。TMEは欧州での投資拡大の一環としてヴァウブジフ(Walbrzych)工場に新鋳造ライン、追加加工ライン、新組立ラインを導入した。
・TMMPではハイブリッド電動トランスミッションに不可欠なMG1電気モーターの生産を欧州で初めて開始し、需要増に対応するためヴァウブジフ工場は2021年秋にハイブリッド電動トランスミッションのツイン生産ラインを立ち上げる。2022年からは「ヤリス」 および 「ヤリス クロス」 向けの1.5L TNGAガソリンエンジンの生産能力を倍増するため第2生産ラインを導入する計画。
・この新プロジェクトが軌道に乗れば、ヴァウブジフ工場とイェルチ・ラスコビツェ工場はハイブリッド電動トランスミッション3ライン、TNGA内燃エンジン3ラインの合計6本のハイブリッドパワートレイン向け製品の生産ラインを持つこととなる。
両工場への投資は2022年末までに13億ユーロに達する見込みで、拡張が完了すると年間165万個の部品生産と3,000名超の雇用が可能になるという。

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2021年03月23日(火)

Rheinmetallは、ドイツの自動車メーカーから総額100百万ユーロを超えるアルミニウム製エンジンブロックの追加注文を受けたと発表した。2023年の本格生産開始を予定しており、契約期間は2030年を超える見通し。Rheinmetall 1990年代からこの自動車メーカーの様々なモデルにエンジンブロックを供給している。現行のエンジンブロックは低圧ダイカストで製造されているが、新たに注文されたエンジンブロックは低圧サンドキャスティングを用いて鋳造される。子会社のKS HUAYU AluTechが開発したこの革新的な鋳造法は、最大の幾何学的自由度と最適な重量を兼ね備えた高度に統合された鋳造部品の生産を可能にする。この鋳造法は材料特性や部品強度に関する自動車メーカーの期待にも応える。(2021年323日付プレスリリースより)

2021年03月15日(月)

・3月11日付のルノーグループのリリースによると、鋳造部品を生産する仏ブルターニュのFDB (Fonderie de Bretagne)工場の経営陣は臨時の社会経済委員会(SESC)において、戦略的見直しの結論を発表した。
・ルノーグループは2020年5月、3年間で20億ユーロ超のコスト削減を目指す変革プロジェクトの一環でFDB工場の戦略的見直しを発表。この後、専門知識を備えた第三者企業に戦略的分析と新たなビジネス機会の特定を依頼した。労働組合も、外部企業に専門的な調査を委託していた。
・8カ月間にわたる調査期間に、経済状況、自動車鋳造部門、競争力の条件などFDB工場の内面的、外面的側面について、計7回の議論が行われた。
・自動車業界の軽量化への動き、鋳造セクターの競争環境、ルノーグループ全体の経営計画の展開などに伴い、工場変革の継続と持続可能なビジネスの発展にはFDB工場の多角化が最も適切だという。
・ルノーグループは今後も提携先や地元企業との対話を継続し、持続可能な企業活動とFDB工場の雇用を確保するため、売却先選定への厳格なプロセスを実行していくという。
Groupe Renault press release