・BMWグループは4月18日、ドイツのランツフート(Landshut)工場に2億ユーロの追加投資を行うと発表した。
・今回の投資は、電気自動車(EV)用プラットフォーム「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」をベースとしたモデルに使用される電気駆動ユニットのセントラル・ハウジング専用の生産設備を拡張することで、第5世代および第6世代のアルミニウム製ハウジングの生産能力を約30%増強することを目的としている。
・今回の拡張には、第6世代駆動技術用のセントラル・ハウジングを製造するための1万2,000平方メートルの新生産ホールの建設が含まれる。射出鋳造を活用して機械的性質を最適化し、エネルギー消費量を削減する。
・BMWは将来の拡張に向け、隣接する約3万平方メートルの土地も購入した。
・ランツフート工場は、EV用部品の生産を続ける一方で、効率的な内燃エンジン(ICE)モデル用部品も柔軟に生産する。