Weifu High-Technology Group Co., Ltd.[無錫威孚高科技集団股份有限公司] 2024年12月期の動向
業績 |
(単位:百万元) |
| 2024年12月期 | 2023年12月期 | 増減率 (%) | 要因 | |
| 売上高 | 11,167.26 | 11,093.14 | 0.67 |
-マクロ経済環境、自動車業界における競争激化、貴金属価格の下落、天然ガス大型トラック市場および海外輸出市場の好調などの影響を受けた結果、同社の売上高は前年比0.67%増となった。一方、上場会社株主に帰属する純利益は前年比9.67%減となった。 |
| 営業利益 | 1,758.42 | 1,921.64 | (8.49) | |
| 経常利益 | 1,757.21 | 1,934.34 | (9.16) | |
| 純利益 | 1,717.17 | 1,913.15 | (10.24) |
-主な事業製品別分析:
- 省エネ・排出ガス低減事業分野
-燃料噴射システム製品:コモンレールポンプの年間販売数量は128万台、VE分配型ポンプは約34万台、機械式ポンプは15万台超となった。
-後処理システム製品:ガソリン後処理装置の年間販売数量は約343万セットとなり、前年比24%増となった。ディーゼル後処理装置は約21万セット、天然ガス後処理装置は7.5万セットで、前年比21%増となった。
-吸気システム製品:4気筒ディーゼルターボチャージャーの年間販売数量は58.3万台、ガソリンターボチャージャーは62.6万台で前年比137%増、6気筒ターボチャージャーは8.7万台で前年比18%増となった。 - グリーン水素・インテリジェント電動化事業分野など
-燃料電池製品:超大出力金属セパレーター、高性能セル、MEA(膜電極接合体)の開発および量産を完了した。また、水素供給モジュールについて完成車検証を完了した。
-電子サーモスタット、水素インジェクター、電動ウォーターポンプ、エジェクターなど複数案件を受注した。
-電動駆動システム:モーターシャフトの年間販売数量は172.5万個となり、前年比24%増となった。電動オイルポンプは量産を拡大するとともに、新規案件を受注した。
-インテリジェントセンシング:戦略顧客向け3Dレーダープロジェクトを推進した。
-その他:自動車用シート福州工場が完成・稼働し、量産を開始した。 - 新製品開発分野
-燃料噴射システム製品:CB6-25単気筒高圧ポンプの開発および量産供給を完了した。超高圧GPプロジェクトでは顧客向けBサンプル検証を完了した。また、天然ガスデュアルフューエル直噴、メタノール単燃料直噴、水素内燃機関向け直噴インジェクターの試験を完了した。
-後処理システム製品:レンジエクステンダーおよびハイブリッド市場向け展開を拡大した。また、商用車向けディーゼル、天然ガス、メタノールおよびオフロード向け製品の開発・供給を完了した。
-吸気システム製品:ハイブリッド向け高効率ガソリンターボチャージャープラットフォームの開発および量産を完了した。2.5L高性能ディーゼルターボチャージャーの開発・供給を完了し、メタノールターボチャージャーの量産も開始した。
-水素燃料電池向け主要部品:MEA(膜電極接合体)の安定量産を実現した。また、排気バルブ、電子サーモスタット、電動ウォーターポンプについてDサンプル小ロット供給を完了したほか、水素減圧弁および水素循環ポンプのBサンプル開発を完了した。
-熱マネジメントシステム/主要部品:電動オイルポンプ試作品の開発を完了し、新規案件を受注した。
-インテリジェントセンシング主要モジュール:4Dイメージングレーダー低コスト化ソリューションのシステム統合および調整を完了した。
-電動駆動およびその他:フォークリフト向けモーターコントローラーのBサンプル開発を完了した。また、サスペンション用モーターポンプ開発を開始し、案件を受注した。
戦略的提携
上海保隆汽車科技股份有限公司[Shanghai Baolong Automotive Corporation](保隆科技)と無錫威孚高科技集団股份有限公司[Weifu High-Technology Group Co.,Ltd.](威孚高科)は、両社の子会社が共同で4億元を出資し合弁会社を設立したと発表した。新合弁会社は、自動車用アクティブサスペンションシステムの製造を行う。
合弁会社名は「威孚保隆科技有限公司(仮)」となる予定で、アクティブサスペンションシステムの中核部品の1つである電動油圧ポンプ(MPU)の開発と量産を行う。
合弁会社は威孚高科の子会社である南京威孚金寧有限公司が2.2億元を出資して55%の株式を保有し、保隆科技の完全子会社である上海保隆汽車科技(安徽)有限公司が1.8億元を出資して45%の株式を保有する。
両社は、保隆科技のエアサスペンションシステムにおける技術の蓄積や市場チャネル資源と、威孚高科の電動油圧ポンプなど自動車部品の研究開発および製造における強みなどを統合し、自動車メーカーに対してより高品質で競争力のあるアクティブサスペンション用電動油圧ポンプを生産し、中国自動車市場におけるアクティブサスペンションシステムの普及と応用を加速させる。(2025年5月20日付保隆科技のWechat公式アカウントより)
研究開発体制
-1999年、ポスドク科学研究ステーション、国家レベルの承認を得た企業技術センターを設立。
-エンジニアリングセンター(省レベル)、排気後処理システムセンター、過給機研究開発センターを保有。
-半導体メーカー STMicroelectronics と自動車用パワーICの研究開発を行う共同実験室を同社のテクニカルセンター内に設立。同社はSTMicroelectronicsの先進的な自動車エレクトロニクスソリューションを導入し、電子制御ディーゼルポンプや電子制御後処理システムの技術レベルを国際水準まで引き上げたいとしている。
-2021年、「威孚インテリジェント製造5G+」研究所の建設を完了。
研究開発費 |
(単位:百万元) |
| 年度 | 2024年12月期 | 2023年12月期 | 2022年12月期 |
| 研究開発費 | 690.26 | 667.87 | 581.49 |
| 研究開発費の売上高に占める比率(%) | 6.18 | 6.02 | 4.57 |
-2024年末現在、同社は研究開発員1,202名を保有、総従業員の20.51%を占める。



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