Exide Technologies 2007年度の動向
ハイライト
業績
要因
(1)売上高は、2007年度にくらべ、196.1百万米ドル(前年比21.1%増)の増収。OEM市場で10.0%の減収があったが、有利な価格調整ができたことと、とりわけアフターマーケット向けでの6.3%増を含む売上数増加により上記増収を記録。
(2)売上高は去年にくらべ、為替差益分(117.3百万米ドル)を除き、206.5百万米ドル(24.8%)の増収。7.9%の売上数減少があったものの、主として有利な価格調整が功を奏して上記増収を記録。
受注
-2008年3月、同社は、Toyota Motor Engineering & Manufacturing North Americaから、鉛酸スターターバッテリーを受注したと発表。Toyota Motor Manufacturing Canada (TMMC)のオンタリオ州Cambridge工場への出荷が既にスタートしている。同工場では、「Corolla」「Matrix」次世代モデルの組立を行っている。供給するグループサイズ24および35のスターターバッテリーはTMMCがカナダで生産する乗用車搭載用で、年間供給量は最大で24万4,000個を見込む。テネシー州Bristol工場で生産し、カナダのMississauga配送センター経由でCambridge工場に納品する。同社では現在、「Camry」「Avalon」をはじめ、トラック「Tundra」やSUV「Sequoia」など北米で生産されるToyota車種向けにバッテリーを供給している。 (2008年3月18日付プレスリリースより)
(単位:千米ドル) | 2007年度 | 2006年度 | 増減率 (%) | 要因 |
全社 | ||||
売上高 | 3,696,671 | 2,939,785 | 25.7 | - |
粗利益 | 593,190 | 472,776 | 25.5 | |
輸送機器部門売上高 | ||||
北米輸送機器 |
1,126,388 | 930,334 | 21.1 |
下記 (1) 参照 |
欧州/その他輸送機器 | 1,156,007 | 832,219 | 38.9 | 下記 (2) 参照 |
要因
(1)売上高は、2007年度にくらべ、196.1百万米ドル(前年比21.1%増)の増収。OEM市場で10.0%の減収があったが、有利な価格調整ができたことと、とりわけアフターマーケット向けでの6.3%増を含む売上数増加により上記増収を記録。
(2)売上高は去年にくらべ、為替差益分(117.3百万米ドル)を除き、206.5百万米ドル(24.8%)の増収。7.9%の売上数減少があったものの、主として有利な価格調整が功を奏して上記増収を記録。
受注
-2008年3月、同社は、Toyota Motor Engineering & Manufacturing North Americaから、鉛酸スターターバッテリーを受注したと発表。Toyota Motor Manufacturing Canada (TMMC)のオンタリオ州Cambridge工場への出荷が既にスタートしている。同工場では、「Corolla」「Matrix」次世代モデルの組立を行っている。供給するグループサイズ24および35のスターターバッテリーはTMMCがカナダで生産する乗用車搭載用で、年間供給量は最大で24万4,000個を見込む。テネシー州Bristol工場で生産し、カナダのMississauga配送センター経由でCambridge工場に納品する。同社では現在、「Camry」「Avalon」をはじめ、トラック「Tundra」やSUV「Sequoia」など北米で生産されるToyota車種向けにバッテリーを供給している。 (2008年3月18日付プレスリリースより)
開発動向
特許、商標
-2008年3月末時点で、約300件の商標(トレードマーク)を保有、また他社より20件弱のグローバルな商標使用許諾を受けている。
-事業において多数の特許を開発、現在全世界で特許350-375件(全部あるいは一部)を保有または申請中。
-2008年3月末時点で、約300件の商標(トレードマーク)を保有、また他社より20件弱のグローバルな商標使用許諾を受けている。
-事業において多数の特許を開発、現在全世界で特許350-375件(全部あるいは一部)を保有または申請中。
設備投資
海外投資
-2007年12月、同社は、輸送機器分野向けに製品を供給している印グジャラート州・Ahmedabad工場の生産能力を拡充すると発表した。同社傘下のTudor India Ltd. (TIL)現地工場に資金を投入し、最新鋭設備の導入、生産ラインの増強、インフラ・電力供給などの整備を行い、バッテリーの生産能力を現在の年60万個から最大で年100万個に引き上げる計画という。 TILは、英国を本拠とする同社連結子会社であるChloride Motive Power Batteriesのインド事業部門。TILの最新年度における純売上高は1,500万米ドルと、前年比44%の伸びとなっている。Ahmedabad工場での生産能力拡充は2008年6月までに完了する見通し。(2007年12月13日付プレスリリースより)
-2007年12月、同社は、輸送機器分野向けに製品を供給している印グジャラート州・Ahmedabad工場の生産能力を拡充すると発表した。同社傘下のTudor India Ltd. (TIL)現地工場に資金を投入し、最新鋭設備の導入、生産ラインの増強、インフラ・電力供給などの整備を行い、バッテリーの生産能力を現在の年60万個から最大で年100万個に引き上げる計画という。 TILは、英国を本拠とする同社連結子会社であるChloride Motive Power Batteriesのインド事業部門。TILの最新年度における純売上高は1,500万米ドルと、前年比44%の伸びとなっている。Ahmedabad工場での生産能力拡充は2008年6月までに完了する見通し。(2007年12月13日付プレスリリースより)