Exide Technologies SAS

会社概要

■URL

https://www.exidegroup.com/eu/en/

■本社所在地

5 allée des Pierres Mayettes, 92636 Gennevilliers, France

業容

-モビリティ、産業、データセンターアプリケーション用途向けの持続可能なバッテリエネルギー貯蔵ソリューションの大手プロバイダー。製品には、内燃機関車および電気自動車(EV)向け12Vバッテリー、マテリアルハンドリングおよびロボティクス向けトラクションバッテリー等の鉛蓄電池およびリチウムイオン電池が含まれる。主に、欧州、中東、アフリカ(EMEA)およびアジア太平洋地域に事業展開している。

-以下の4事業部門で構成されている

自動車 (Automotive)
モーション (Motion)
エネルギーソリューション (Energy Solutions)
リサイクル (Recycling)

-2020年5月、同社は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響により、連邦破産法第11条(Chapter11)に基づく任意救済申請を行った。これは同社の北米資産の売却を促進することを目的としていた。2020年8月、Atlas Holdingsは同社の北米事業の実質的全事業資産を買収した後、Stryten Manufacturing and Element ResourcesおよびElement Resourcesを独立企業として立ち上げた。2020年10月、欧州、中東、アジア、オーストラリア市場に注力する独立企業として事業を開始し、米国のExide Holdings, Inc.からの分離を完了した。

-2024年3月、高出力・高電圧バッテリーソリューション専門企業であるBE-Power GmbHを買収。これにより、BE-Powerは同社のエネルギーソリューション事業部門の一部として統合された。この買収は、リチウムイオン関連技術及び事業における高度化と同社の進展を支援するものである。

競合

-Clarios
-East Penn Manufacturing

資本構成

-2020年10月にExide Holdings, Inc.からの分離後は、非公開の独立企業となっている。同社は、米国Energy Technologies Holdings LLC傘下の長期株主に事業を移管した。

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主要製品

-鉛酸バッテリー (Advanced lead-acid batteries)
-グラスマットバッテリー (Absorbed Glass Mat batteries)
-液式バッテリー (Enhanced Flooded batteries)
-カーボンブーストバッテリー (Carbon Boost batteries with carbon additives for better current flow)
-アイドリングストップ補助バッテリー (Start-stop auxiliary batteries)
-リサイクル樹脂部品を使用して汚染物質の排出量を削減したバッテリー (Batteries with recycled plastic components to reduce pollutant emissions)
-メッシュ上に固定し、パフォーマンスの向上と長寿命化を実現する3DXグリッド技術を採用したバッテリー (Batteries with 3DX grid technology enabling active mass to stay fixed on mesh, resulting in better performance and longer lifespan)
-電解液をジェル状に固定し、耐用年数を向上させた商用車向けジェルテクノロジーバッテリー (Gel technology batteries for commercial vehicle applications which fixes the electrolyte in a gel for improved service life)
-高耐振動設計(HVR)バッテリー (Batteries with high-vibration resistance (HVR) design)

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沿革

1888年	The Electric Storage Battery Companyとして米国デラウェアで設立。
1974年	The Spectrum Group IncのINCO Ltd Principalsの子会社に買収される。
1983年	投資家がINCO Ltd.から買収。
1987年05月	General Batterｙを買収。
1989年08月	EC Acquisition, Inc.に株式を買収される。その後同社の子会社EC Merger Inc.に株式譲渡。
1991年06月	実質上工業部門の全資産をYuasa Battery Incに売却。
1999年12月	スピード・クリップ事業をPrestolite Wire Corpに売却。
1999年12月	Lion Compact Energyを買収。
1999年12月	米国インディアナ州Corydonにあるバッテリー・セパレーター事業をDaramicに売却。
2000年02月	バッテリー・チャージ事業をMidtronics Incに売却。
2000年09月	GNB Technologiesを買収。
2001年08月	現在の社名へ変更。
2002年04月	米国の完全子会社3社と共に、自主的な破産法11条適用による再建をDistrict of Delawareの米国破産裁判所に申請。
2002年11月	非操業の完全子会社2社が、自主的な破産法11条適用による再建を米国破産裁判所に申請。
2012年11月	Maxwell Technologies, Inc.と戦略提携を締結。
2013年01月	連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請。
2015年04月	連邦破産法11条から脱却。(非公開会社化)
2020年05月	連邦破産法11条の自発的申請を実施。
2020年10月	EMEA (欧州、中東、アフリカ) およびアジア太平洋地域の事業売却が完了し、新オーナーの下で独立企業として運営を開始したと発表。
2021年10月	リチウムイオンベースのエネルギー貯蔵システムを開発・製造するATEPS Nederland BVの買収完了。
2024年03月	BE-Power GmbH(高出力・高電圧ソリューション専門企業)の買収完了。エネルギーソリューション事業部門の一部としてBE-Powerを統合。