Tower International, Inc. 2012年12月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万ドル)
  2012年12月期 2011年12月期 増減率 (%) 要因
売上高 2,084.9 2,053.7 1.5 1)
営業利益 64.3 43.0 49.5 -

要因
1) 売上高
-2012年12月期の売上高は、前年比1.5%の増加。主に米州における生産量の増加 (113.9百万ドル)、米州以外における生産量の増加 (33百万ドル) が増加要因。為替変動による影響に関しては、中国元の対ドル高 (4.4百万ドル) が差益となったが、他国通貨に対するドル高がマイナス要因となった。主に米州以外では対ユーロ (62.2百万ドル)、米国市場においてブラジルレアル (36百万ドル) が為替差損の影響を受けた。また、価格設定が売上を21.9百万ドル押し下げた。

売却

-2012年12月、同社の事業全体および株主価値を底上げするため韓国事業を売却すると発表した。事前協議に基づいて、韓国の自動車部品サプライヤーSECOに、韓国の完全子会社の全株式を推定47百万ドルで売却した。売却の対象は、5つの製造工場、工具製造工場、本社およびテクニカルセンターが含まれる。韓国事業の2012年通期の業績は売上高345百万ドル、修正後EBITDA25百万ドル、フリーキャッシュフローは5百万ドルのマイナスであった。(2012年12月28日付プレスリリースより)

開発動向

-同社はテクニカルセンターを9拠点保有:米国、ブラジル、ドイツ、イタリア、中国 (3拠点)、インド、日本。

設備投資

設備投資額

(単位:百万ドル)
  2012年12月期 2011年12月期 2010年12月期
全社 119.8 100.8 100.5

設備投資

-2012年12月期、2011年12月期の設備投資額は、それぞれ119.8百万ドル、100.8百万ドルとなった。これは、中国拠点の拡張と新型車プロジェクトのタイミングによるもの。同社は、2013年12月期の設備投資額を85-90百万ドルと見込んでいる。