Lear Corporation 2010年12月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万ドル)
  2010年
12月期

2009年
12月期

増減率
(%)
要因
全社
売上高 11,954.6 9,739.6 22.7 -
粗利益 1,018.3 360.2 182.7 -
シート部門
売上高 9,395.3 7,812.9 20.3 -
電装パワーマネジメントシステム部門
売上高 2,559.3 1,926.7 32.8 -

受注

-大豆油ベースのシート材「SoyFoam(TM)」をFord「Explorer」2011年モデルに供給する。「SoyFoam(TM)」は再生可能な原料を 最大24%使用している。また揮発性有機化合物(VOC)の排出量を最大67%削減することが可能。このシート材は既に「Taurus」と 「Mustang」に採用されており、2010年中にFordの更に3車種に搭載される予定。Fordと同社は2004年、「SoyFoam(TM)」製品 の商品化に向けた取り組みをスタート。当初は主にヘッドレストやアームレスト用として開発を進めていた。同社はまた、再生可能原料を使用した積層シートシ ステム「Dynamic Environmental Comfort System (DECS)(TM)」を、Ford「Fusion Hybrid」の2010年モデルに供給中。「DECS(TM)」は従来品に比べて最大50%の軽量化と、最大70%のVOC排出量削減を実現した。(2010年6月23日付プレスリリースより)

受賞

-GMの2009年度「Supplier of the Year Award」を受賞したと発表。(2010年3月30日付プレスリリースより)

開発動向

研究開発費

(単位:百万ドル)
  2010年12月期 2009年12月期 2008年12月期
全社 約81 約83 約113.0

特許

-高出力製品分野の特許や特許出願中のものは100以上。

研究開発体制

-6つの先端技術センターや、製品エンジニアリングセンターで技術開発を実施。

研究開発拠点

名称 所在地 事業内容
Gobal innovation and technology center ミシガン州
Southfield
-新コンセプトの開発や統合。
-消費者調査やベンチマーキング、技能、設計の中心。
High Power Global Center of Excellence ミシガン州
Southfield
-高出力、ハイブリッド電装システム・構成部品の開発によってハイブリッドや電気自動車市場における成長の機会を支援。

設備投資

設備投資額

(単位:百万ドル)
  2010年12月期 2009年12月期 2008年12月期
シート 114.2 65.5 106.3
電子・電装 71.1 44.8 60.8
その他 8.0 8.5 0.6
合計 193.3 118.8 167.7