Johnson Controls Inc. 2011年9月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万ドル)
  2011年
9月期
2010年
9月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 40,833 34,305 19.0 1)
セグメント利益 2,285 1,933 18.2 -
自動車部門
売上高 20,065 16,610 20.8 2)
セグメント利益 761 591 28.8 -
バッテリー部門
売上高 5,875 4,893 20.1 3)
セグメント利益 808 669 20.8 -

要因
1)
全社売上高
-2011年9月期の売上高は、前年比19.0%の増加。自動車生産量の増加と、事業買収が寄与。

2)
自動車部門
<北米>
-北米における増収は、主要OEM顧客への生産量増加、買収した事業の売上と優位な決済条件・価格設定が要因。一部、増収分は東日本大震災のマイナス要因により相殺。

<欧州>
-欧州での増収は、主として顧客の生産量増加、買収した事業の売上と為替差益が要因。一部の増収分は決済条件・価格修正などのマイナス要因により相殺。

<アジア>
-アジアでの増収は、主として顧客の生産量増加、新規受注、為替差益と買収した事業の売上が要因。一部の増収分は決済条件・価格修正などのマイナス要因により相殺。

3)
バッテリー部門
-売上高の増加は、鉛のコストの販売価格への転嫁、販売数量の増加、2010年に買収した事業に関連する売上が要因。さらに、価格・製品展開の好転と為替差益も売上高の増加に寄与。

企業買収

-2012年、A123 Systemsは、同社との間で125百万米ドルの資産売却契約を締結したと発表。これにより、同社はA123 Systemsの自動車技術・製品・顧客契約など、全ての自動車事業を取得する。今回の売却に含まれるのは、米国ミシガン州のLivonia拠点およびRomulus拠点、中国にある複数のカソード粉末工場、上海捷新動力電池系統(Shanghai Advanced Traction Battery Systems)におけるA123 Systemsの持株分、同社と上海汽車の合弁会社など。なお、A123 Systemsおよび米国子会社は16日、デラウェア連邦破産裁判所へ連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請している。(2012年10月16日付プレスリリースより)

-2011年9月、Recaro AutomotiveおよびKeiperのシート部門の買収完了に伴い、製品部門「Recaro Automotive Seating」を新たに設立したと発表。Recaroのブランド名で、乗用車および商用車用シート一式の供給を行う。ドイツのKirchheim/Teck拠点では乗用車用シート、Kaiserslautern拠点では商用車用シートの開発・生産・販売を行う予定。また、Kaiserslauternのテクニカルセンターでは、研究・開発・試作品製造・テスト・試験生産を行い、今後Recaroブランドのシート設計における主要拠点となる見込み。(2011年9月13日付プレスリリースより)

-2011年7月、ドイツの部品メーカーC. Rob. Hammerstein (CRH)およびKeiper and Recaro Automotiveの買収を完了した。今回買収した企業は、同社の新たな2部門「Special Seats」と「Metals and Mechanisms」に統合される。Special Seats部門は、Recaro Automotiveのシート部門とKeiperの商用車用シート部門で構成。商用車を含む自動車用シート一式を扱う。また、Metals and Mechanisms部門は、Johnson Controls・CRH・Keiperにおける金属製シート部品・シートストラクチャーの他に、フロントおよびリアシートシステムのメカニズムに関連した部門により構成される予定。(2011年7月13日付プレスリリースより)

-2011年6月20日付で、Keiper Recaro Automotiveの買収を完了したと発表。この買収には13拠点の従業員4,750名が含まれる。なお、ドイツのRecaro Aircraft Seating、Recaro Child Safety、Recaro HomeおよびKeiperのブラジル事業に関しては、今回の買収から除外されている。(2011年6月20日付プレスリリースより)

-2010年12月、Keiper Recaroグループの自動車事業を買収すると発表。この買収はKeiperに加えて、Recaroの自動車用シート事業が対象となる。Keiperは自動車用シート部品、金属製シートストラクチャー、商用車用シート一式の開発・生産を行っている。Keiperの本社と技術センターは、ドイツKaiserslauternに位置。この買収は7ヶ国にわたる従業員約4,750名を含む。ただし、ブラジル事業に関しては今回の買収から除外される。買収手続きは2011年上半期に完了する見込み。なお、取引金額は非公開となっている。(2010年12月30日付プレスリリースより)

-2010年12月、C. Rob. Hammerstein Group (CRH)を買収することで合意した。CRHはドイツのSolingenに本拠を置き、シートストラクチャー、シートアジャスター、ステアリングコラムアジャスターなどを開発・製造している。9ヶ国に抱える従業員数は約3,600人。この買収により同社は、特に中国、メキシコ、トルコ、ハンガリー、ルーマニアにおいて成長が促進すると見られる。買収手続きは2011年1月末までに完了する見込み。また、取引金額は非公開となっている。(2010年12月1日付プレスリリースより)

-2010年10月、自動車用ファブリック・レザーメーカーのMichel Thierry S.A.を買収する。Michel Thierryは本社および主要拠点をフランスのLaroque d'Olmesに置く。買収手続きは2010年11月末までに完了する見込み。(2010年10月13日付プレスリリースより)

合弁会社

-自動車用リチウムイオン電池の開発・生産会社Johnson Controls-Saft に関して、Saftとの合弁契約を終了したと発表。これにより同社は、合弁会社におけるSaftの持分を145百万米ドルで取得した。2011年10月1日以降、この合弁会社は同社の名称で運営される予定。(2011年9月30日付プレスリリースより)

-2006年に設立された自動車用リチウムイオン電池の開発・生産会社Johnson Controls-Saftに関して、Saftとの合弁契約を解消することで合意したと発表。同社は、合弁会社におけるSaftの持分を145百万米ドルで取得する。これにより、フランスのNersac工場を除く、全ての資産はJohnson Controlsが保有することになる。なお、同工場は2012年末にSaftへ譲渡される予定。合弁解消手続きは、早ければ2011年9月末に完了する見込み。(2011年9月2日付プレスリリースより)

-同社とMAC S.A.は、コロンビアに合弁会社を設立した。中南米市場で鉛酸バッテリーの生産・販売を行う。コロンビアを本拠とするMACは自動車用バッテリーを生産し、カーメーカーおよびアフターマーケット向けに供給している。この合弁会社設立については、2010年10月に発表済み。両社は今後、新会社を通じてコロンビアからアンデス諸国への輸出を増加させる計画。なお、Johnson Controlsは中南米においてHeliar(R)、VARTA(R)、LTH(R)、OPTIMA(R)などのブランドでバッテリーを販売している。(2011年6月13日付プレスリリースより)

-同社とMAC S.A.は、コロンビアにおける合弁会社の設立契約を締結した。新会社は鉛酸バッテリーを生産し、中米および南米諸国に販売する計画。MAC S.A.はコロンビアのYumboに本拠を置く、自動車用バッテリーメーカー。 (2010年10月8日付プレスリリースより)

事業提携

-日立製作所は18日、同社と、先端蓄電分野における提携に関する覚書(MOU)に調印したと発表した。長期的な事業運営の構想と先端蓄電分野への取り組みについて合意。今後、リチウムイオン電池を始めとする先端蓄電製品とシステムに関する研究開発、調達、生産、マーケティング、販売、国際標準化などの分野における協業を検討する。日立はリチウムイオン電池とその電力制御を組み合わせ、自動車、鉄道、建設・産業機械、電力貯蔵用などの分野で適用を拡大する考え。車載鉛電池世界大手で、ビルのエネルギーマネジメントも手がける同社と協力して、エネルギー貯蔵産業における販路拡大につなげる。(2010年10月19日付日刊自動車新聞より)

海外事業

<ドイツ>
-同社は、ドイツのRockenhausen工場において、シートリクライナー「Taumel 2000」の累計生産数が500百万台に達したと発表。同社は、1996年にこの製品を生産開始した。Rockenhausen工場では従業員1,700名を抱え、金属製シートメカニズム、シートトラック、シートストラクチャーの生産を行っている。また同社は、フランクフルトモーターショーにおいて、「Taumel 2000」の後継製品となる「Taumel 3000」を発表した。(2011年9月29日付プレスリリースより)

受注

-同社は、高級車の内装に革張りの使用を増やしている。インストパネルなどの構造・安全部品においても革張り製品の設計・生産を行っており、Mercedes-Benz「E-Class Coupe」には、本革張りのインストパネルを納入している。(2011年9月13日付プレスリリースより)

-子会社のJohnson Controls-Saftが、北京汽車新能源汽車(BJEV)の発売する電気自動車向けに電池システム一式を納入すると発表した。BJEVは北京汽車工業(BAIC)の子会社。対象となるモデルは「C30」と「M30」で、1度の充電で100km以上の走行が可能。なおBJEVとBAICは、2015年までにハイブリッド車および電気自動車15万台の生産を見込んでいる。(2011年4月19日付プレスリリースより)

受賞

-GMより「2010 Supplier of the Year Award」を受賞。同社がこの賞を受賞するのは3年連続となる。Johnson Controls Power Solution は、ハイブリッド自動車および電気自動車向けにリチウムイオン電池を供給している。(2011年4月7日付プレスリリースより)

-Honda de Mexicoより「2010 Award for Quality and Shipping Performance」を受賞した。メキシコTorreonの自動車用バッテリー工場における品質と出荷実績が評価されたもの。Torreon工場がこの賞を受賞するのは、今回で5年連続。また、1999年のTorreon工場開設以来、ホンダから受賞するのは10度目となる。同社は、ホンダがメキシコJaliscoで自動車生産を開始した1995年から、Honda de Mexicoへバッテリーを納入している。(2011年3月31日付プレスリリースより)

2012年9月期の見通し

全社
-2012年9月期の売上高は今期比で8%増加し、約442億ドルと予想。欧州での生産は前年比横ばいと予想する一方、北米と中国における生産増加が売上高向上に寄与すると見込む。

自動車部門
-自動車部門の2012年9月期の売上高は今期比で約6%の増加と予想。ユーロ安による為替差損が一部予想されるが、グローバルで生産量が増加すること、また約14億ドル規模の新規案件の開始が売上増に寄与すると見込む。

-中国における売上高は、非連結合弁会社を含めると、前期比21%増加し約48億ドルと予想。

-セグメント利益率は生産量の増加と2011年9月期に完了した買収の効果が通年で寄与するため、5.3%から5.5%程度伸びると見込む。

-欧州のセグメント利益率は、オペレーションの削減と運用効率の改善に着手するため顕著に改善すると見込む。

バッテリー部門
-バッテリー部門の2012年9月期の売上高は、今期比11~13%の増加と予想。市場シェアの拡大や中国の浙江省長興工場における生産が通年で寄与し、全ての地域において生産量が高いレベルで推移すると見込む。

-セグメント利益率は垂直統合型の鉛リサイクルインフラや、AGMバッテリーへのシフトが貢献し、13.5%~13.9%に増加する見込み。

開発動向

研究開発費

(単位:百万ドル)
  2011年9月期 2010年9月期 2009年9月期
総額 876 723 767
顧客負担分 366 315 431

研究開発拠点

自動車部門技術センター
-米国 ミシガン州 Plymouth
-米国 ミシガン州 Holland
-ドイツ Burscheid
-ドイツ Karlsruhe
-フランス Cergy
-ブルガリア Sofia
-スロバキア Trencin
-中国 上海
-中国 吉林省 長春市
-日本 神奈川県 横浜市
-韓国 京畿道 安山市
-インド マハラシュトラ州 プネー

バッテリー部門 バッテリー技術センター
-米国 ミシガン州 Plymouth
-米国 ウィスコンシン州 Milwaukee
-ドイツ Hannover
-メキシコ Monterrey
-ブラジル Sorocaba
-中国 上海

-同社は、米国ウィスコンシン州Glendaleに本拠を置くPower Solutions部門において、改修が完了した「Battery Technology Center (BTC)」および「Battery Test Facility」を開設したと発表。BTCはデザイン変更を行い、ラボを強化することでバッテリー量産をサポートする。また、2007年に建設された「Battery Test Facility」の面積は9,000平方メートルとなり、これまでより50%拡張されている。同社は2009年、「米国再生・再投資法(ARRA:American Recovery and Reinvestment Act)」により299百万米ドルを獲得しており、その金額の一部が今回の改修に投じられている。(2011年7月26日付プレスリリースより)

-同社は、ウィスコンシン大学マディソン校およびウィスコンシン大学ミルウォーキー校の、エネルギー貯蔵に関する研究室や大学院研究に対して資金供与すると発表した。その一環として、ウィスコンシン大学マディソン校において研究室「The Johnson Controls Energy Storage Research Lab」の設置を支援する。(2011年6月30日付プレスリリースより)

研究開発活動

-同社は、新たな共同プロジェクト「CAMISMA (Carbon fiber- / Amid- /Metallic structural interior component using a multi-material approach)」(複合材料を使用した炭素繊維/アミド/金属構造の内装部品)を立ち上げたと発表。ドイツ連邦教育・研究省より支援を受け、プロジェクト期間はまず3年間を予定。CAMISMAでは、自動車設計におけるスチール・軽合金を、炭素繊維などの繊維強化複合材料(FRC)で代替する研究に投資する。現在、炭素繊維強化素材を使用した自動車用シートの開発・生産・試験が行われている。従来の金属ベースの設計と比べて、40%超の軽量化を目指す。(2011年5月31日付プレスリリースより)

製品開発
-同社は、フランクフルトモーターショーにおいて、デモカー「ie:3」を欧州で初めて発表する。この電気自動車には、Johnson Controls-Saft製の次世代小型リチウムイオン電池パックを搭載。また、4つの同社製インストルメントクラスター(バーチャルインストルメントクラスター、コンバイナーヘッドアップディスプレイ、統合マルチタッチディスプレイ、マルチコントローラー)も搭載されている。(2011年8月29日付プレスリリースより)

-ワイヤレスコントロールシステム「HomeLink V」を新開発した。同社の「HomeLink」は、ガレージドアオープナー、ドアロック、室内照明、セキュリティーシステム、正面ゲート、その他様々な無線装置を遠隔操作することが可能。今回の「HomeLink V」では、発信だけではなく情報の受信も可能になる。最後にガレージドアを開けた時間や、ドアが閉まっているかどうかなど、過去の操作を確認することができる。また、このシステムのサイズは65×50ミリで、小型・軽量化も実現。なお、同社は2013年モデル向けに、2カーメーカーからこの「HomeLink V」を受注している。(2011年8月18日付プレスリリースより)

-同社は、ピックアップトラック向けの収納可能型2列目シート「Slim Stow Seat」を新開発した。シートを収納するとスペースが33%拡大するとともに、従来の後部座席よりも軽量化を実現。また、収納時にはシートバックが100mm低くなるため、視界改善にも繋がるという。このシートにはチャイルドシート設置機構およびサイドボルスターが付属している。(2011年3月28日付プレスリリースより)

-同社は、軽量リアシートシステム向けの新技術を開発した。新たな接着技術を用いて鉄とアルミニウムを組み合わせ、複合材料のリアシートストラクチャーを製造。この新技術により、あらゆる安全要件を満たしながら、リアシートストラクチャーの34%軽量化を実現。このうち、バックフレームは上部・下部サイドメンバーをアルミ製にすることで、30%の軽量化を達成した。(2011年2月24日付プレスリリースより)

-同社は、米国Detroitにおける2011年北米国際自動車ショーでConnected Center Stackを発表した。この製品には、自然言語音声認識、ハンズフリー通話、音楽再生(USB接続またはBluetoothストリーミングオーディオ)、Pandora Internet Musicなどの携帯アプリへのアクセス機能などが含まれている。2014年モデルの車両に搭載される予定。(2011年1月13日付プレスリリースより)

設備投資

設備投資額

(単位:百万ドル)
 

2011年9月期

2010年9月期 2009年9月期
全体

1,325

777 647
自動車部門 638 386 369
-北米 210 123 104
-欧州 383 225 235
-アジア 45 38 30
バッテリー部門 519 272 146

国内投資

バッテリー部門
-米国のオハイオ州Toledoに位置するバッテリー工場を、スタート・ストップシステム搭載車など高効率自動車向けのAGMバッテリー工場に転換する計画を発表した。投資額は1億3,850万米ドル。同社にとって米国初のAGMバッテリー工場となる。これにより、同社は北米でのAGMバッテリー生産能力を、2013年までに6百万個分拡大する見込み。また現在の従業員数400名に加え、50名の増員を予定している。2011年夏に建設着工し、2012年春に生産を開始する予定。なお同社は2010年、欧州市場でVARTA スタート・ストップシステム用バッテリーを3百万個供給している。2015年までに欧州での生産能力を11.2百万個に拡大する計画。(2011年6月27日付プレスリリースより)

-米国サウスカロライナ州Florenceに鉛酸バッテリーのリサイクル工場を建設開始した。このFlorenceリサイクルセンターは2012年に完成予定で、同社のPower Solutions部門が運営する。投資額は1億5,000万米ドル超。(2011年1月18日付プレスリリースより)

海外投資

 バッテリー部門
-スタート・ストップシステム用バッテリーの生産能力拡大に向け、今後4年間に全世界で520百万米ドルを投じる計画。内訳は、ドイツに280万米 ドル、米国に140百万米ドル、中国に100百万米ドル。なお、ドイツのHanoverおよびZwickau拠点では、年間11百万個超のスタート・ス トップバッテリーを生産中。米国では生産能力を6.8百万個増加する。(2011年9月14日付プレスリリースより)

<中国>
-100百万米ドルを投じて、中国にスタート・ストップシステム搭載車用のバッテリー工場を開設すると発表。2013年初めに生産開始する予定。2015年までに年産能力2.4百万個を目指す。(2011年9月14日付プレスリリースより)

-118百万米ドルを投資し、中国の重慶に自動車用バッテリー工場を建設する。同社にとって、中国では上海と浙江省長興(Changxing)に続く3つ目のバッテリー工場となる。生産能力は年間600万個の見込み。2011年1月に建設着工し、2012年1月より生産開始の予定。なお、長興(Changxing)工場は2011年初頭から生産開始し、年産能力は800万個を見込む。これらの3工場を合わせると、生産能力は年間1,800万個となる。更に4拠点目として、中国北部に生産能力600万個規模のバッテリー工場を建設する計画も推進中。同社は2015年までに、中国でのバッテリー年産能力3,000万個を備える計画を掲げている。(2010年10月6日付プレスリリースより)

<メキシコ>
-同社は、メキシコのヌエボ・レオン州Cienega de Floresのバッテリーリサイクルセンターに、70百万米ドル超を投資すると発表。既存の回転炉を、より大型で高効率な炉に交換する。また、Johnson Controls Power Solutionsは、メキシコの他に米国にも投資を行っている。同国の鉛酸・リチウムイオン電池および鉛酸電池リサイクル事業への投資により、従業員1,000名超を増員する計画を発表している。(2011年8月30日付プレスリリースより)