2026年中国国際水素エネルギー・燃料電池大会
水素ベースのエネルギーと水素内燃機関の応用展望
要約
SNEC H2+第10回(2026)国際水素エネルギー・燃料電池(上海)大会が、2026年6月2日から4日に開催された。主催は、グローバルグリーンエネルギー理事会(GGEIC)、アジア太平洋新エネルギー業界協会(NEIAAP)、中国再生可能エネルギー学会(CRES)水素エネルギー専門委員会、中国電力建設企業協会(CEPCA)、上海水素エネルギー利用エンジニアリング技術研究センター、SNECソーラー・蓄電池・水素エネルギー産業アライアンス(SNEC PV, Storage and Hydrogen Energy Alliance)などの機関により、同期間に、SNEC ES+2026国際エネルギー貯蔵大会およびSNEC PV+2026国際太陽光発電大会も開催された。
水素エネルギー大会のテーマは「水素エネルギー源・水素技術・水素社会」。開会式・基調フォーラム、水素エネルギー先端技術フォーラム、リーダーズダイアローグなどのプログラムが実施された。
マークラインズは今大会の「グリーン水素をベースとしたエネルギーフォーラム:グローバルトレンドと商業化応用の探索」基調フォーラムに参加した。本レポートでは、SunHydro Group(陽氫集団)による「エネルギービジョンと水素をベースとしたエネルギー産業の融合発展」、Yuchai Machinery(玉柴機器)による「高性能大型水素内燃機関の主要技術研究開発と産業化」の基調講演の内容を取り上げ報告する。
フォーラムの冒頭挨拶では、上海市科学技術委員会の鄭広宏(Zheng Guanghong)氏が、現在グリーン水素・グリーンアンモニア・グリーンメタノール・持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel, SAF)などの水素をベースとしたエネルギーが、世界の主要経済圏が脱炭素を深化させるための戦略的選択肢となりつつあると指摘した。現在の世界の水素エネルギー産業は技術実証から大規模化・商業化への移行という重要段階にあり、今後は技術研究開発・製品検証・シナリオ応用・産業化普及の全チェーンをさらに繋げ、グリーン水素および水素をベースとしたエネルギーの商業化実装を加速することで、エネルギー転換と「ダブルカーボン」目標の実現に貢献することが求められると述べられた。




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