EV向けパワー半導体市場
中国市場の拡大とロームをめぐる業界再編
2026/05/07
要約
半導体市場は現在極めて高い成長率で推移している。そして各国・地域においても「重要産業」と位置付けられ、それぞれの政策とも密接な関係を持ちつつある。
自動車業界も例外ではなく、今後自動運転を普及させるためには、今まで以上に半導体技術を活用する必要性が出てくることは間違いない。特に自動運転の実現にはAI技術が必要で、半導体としてはハイエンドのロジックIC、各種センサなどの需要が大きく増えるだろう。また電動化を推進させるためには、パワー半導体の需要も増えることが見込まれる。
EVに不可欠なパワー半導体は、中国勢の台頭により値下がりしており、厳しい市況が続いている。半導体事業は多額の投資を必要とし、事業規模の拡大に向けたメーカー間の事業統合案が浮上するが、自動車業界と半導体業界それぞれに課題を抱えており、統合案はなかなか具体化しない状況が続いている。
本稿では中国半導体市場の成長や、ロームをめぐる事業統合案などの動きについて、主に半導体業界からの視点で解説する。



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