2024年上海国際低炭素スマートモビリティ展覧会
充電インフラと燃料電池に関するフォーラム
2024/07/01
- 要約
- 中国充電連盟:充電インフラ政策のポイントとトレンド
- 蔚来(NIO):太陽光エネルギー貯蔵による充電・バッテリー交換・放電一体化総合エネルギーステーションの普及
- 一汽集団:FCV乗用車の現状とトレンド
- 東風汽車:水素燃料電池分野における低炭素の実践
要約
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2024年上海国際低炭素スマートモビリティ展のフォーラム会場 |
2024年上海国際低炭素スマートモビリティ展(Green and Smart Auto Shanghai 2024)が6月5日から8日の日程で上海新国際博覧センター(SNIEC)にて開催された。展示会は上海市国際貿易促進委員会(CCPIT Shanghai)による主催で、6万平方メートルの会場に約200社の企業及び40カ国以上の国内外自動車ブランドが出展し、NEVモデルが約200台展示された。
フォーラムは6月6日に開催され、上海市国際貿易促進委員会、中国汽車工業協会(CAAM)、中国汽車工程学会(China-SAE)による共催で、午前は「新たな情況下における低炭素モビリティと車両-道路-ネットワーク融合の発展モデルに関するフォーラム(Forum on Low Carbon Mobility under New Situation, Research on the Development Mode of Vehicle-Road-Network Integration)」、午後は「水素エネルギー及びFCVの低炭素発展に関するフォーラム(Forum on the Low Carbon Development of Hydrogen and Fuel Cell Vehicles)」が行われ、主に充電インフラと燃料電池に焦点が当てられた。
本レポートは中国充電連盟、蔚来汽車(NIO)、一汽集団、東風汽車のそれぞれの登壇者による講演内容の一部を紹介する。中国充電連盟は、充電インフラ関連政策のポイントとトレンドを紹介。NIOは高速道路でのエネルギー供給及びサービスソリューションを重点的に紹介した。また、一汽集団はFCVの現状とトレンドについて紹介。東風汽車は主に水素燃料電池分野の技術開発の成果を紹介した。
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