MENU

インド Bharat Mobility Global Expo 2024(2)二輪車

二輪車OEMとEVスタートアップ:フレックス燃料二輪車、電動二輪車

2024/03/18

要約

 インドは世界最大の二輪車市場の1つである。インドの二輪車メーカーは代替燃料に関する多くの研究を行っている。加えて、既存のOEMと新興のスタートアップは電動二輪車の販売を推進している。

 本展示会はインド企業が自社の技術とその開発状況を紹介する絶好の機会となった。本稿では二輪車セグメントのOEMとスタートアップが発表した技術と新しいモデルについて説明する。

 

Bharat Mobility Global Expoでの二輪車OEM

Yamaha Pavilion
ヤマハの展示ブース

 本展示会にはインドの既存の二輪車メーカーがほぼすべて出展した。ヤマハやホンダなどのOEMも久しぶりにイベントに参加した。電動二輪車の主要スタートアップは、新しいモデルやイノベーションを発表した。

 インドの大手OEMのほとんどがエタノールや電動二輪車などの代替燃料に焦点を当てていた。次期モデルや他分野での新たな開発状況についても発表が行われた。スタートアップは、次期モデル、充電システム、eモビリティ部品の開発状況に焦点を当てていた。

 展示された製品は、従来のICE車両からの移行と、より環境に優しい燃料や技術を推進する政府の政策との整合性を示していた。本稿の前半は従来のICE二輪車のOEM、後半は電動二輪車のスタートアップの展示について説明する。

 Hero MotoCorp(ヒーロー・モトコープ)、TVS Motors(TVSモーター)、Bajaj Auto、Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)などの大手企業は、自社の車両とイノベーションを紹介した。ほとんどのOEMがフレックス燃料技術を発表した。すでに電動二輪車を市場に投入しているOEM各社は、エキサイティングなラインナップを発表した。

 インドの高速電動二輪車の主要スタートアップは、新しいモデルや、バッテリーセルとモーターのバックグラウンド技術を紹介した。一部のスタートアップは、EV充電インフラのサポートを発表した。

 

関連レポート:
インド Bharat Mobility Global Expo 2024(1)EV・乗用車(2024年3月)
インド:OEM、二輪メーカー、サプライヤーの投資計画(2024年2月)
世界の二輪車生産と販売:インド、中国、ASEANの概況 (2023年8月)
電動二輪車のカテゴライズ(2023年8月)
インドにおけるEV充電技術とインフラ整備(2023年7月)
インド Auto Expo 2023(2):電動二輪車のスタートアップ(2023年3月)

Bharat Mobility Global Expo 2024 取材レポート一覧

 

このレポートは有料会員限定です。 残り 14 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。

ご利用に関するお問い合わせ先

月~金 9:00~18:00 (祝祭日を除く)
japan 日本
〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
tel-icon 03-4241-3907
カスタマーサポートデスク
メディア関係者様向け
USA 米国
Southfield, Michigan, USA
+1-248-327-6987
MEX メキシコ
León Guanajuato,Mexico
+52-477-796-0560
DEU ドイツ
Frankfurt am Main, Germany
+49-69–904-3870-0
CHN 中国 (上海)
〒200001 上海市黄浦区
+86-21-6212-6562
CHN 中国 (深圳)
〒51800 広東省深圳市南山区
+86-755-2267-1725
THA タイ
Klongtoey, Bangkok, Thailand
+66-2-665-2840
IND インド
Gurgaon, Haryana, India
+91-124-4048779