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広州汽車:2025年までに生産・販売350万台、NEV比率20%を目指す

電動化に注力、バッテリーと電気駆動システムの開発と生産体制を整備、テクノロジー系企業への転換

要約

广汽集团销量

 広州汽車集団股份有限公司(以下、広汽グループ)の2021年の販売台数は214.4万台で、中国市場における自動車メーカーの中で第5位となった。内訳は自主ブランド及び中国合弁ブランドが44.7万台、外資合弁ブランドが169.6万台,また新エネルギー車(以下、NEV)は14.3万台となっている。

 広汽グループは中国大型国有自動車メーカーであり、傘下に伝祺(Trumpchi)及び電動車を展開する埃安(Aion)の2つの自主ブランド乗用車を有している。Trumpchiブランドはハイブリッド分野に焦点をあて、2025年には全モデルにハイブリッドを備えることを目標に掲げる。また、近年販売台数が急速に伸びているAionブランドは、生産能力の拡充、バッテリー及び電気駆動の自社開発や生産に力を入れている。外資合弁では、広汽トヨタ及び広汽ホンダの販売台数が堅調。一方、広汽三菱及び広汽FCAは低迷が顕著であり、ここ2年の販売台数は新型コロナウイルス感染拡大前と比べて大幅に減少している。

 “第14次五カ年計画”(2021年-2025年)において、広汽グループは生産・販売の目標を350万台とし、NEV比率20%を目指す。また、売上高6,000億元超となることを目指し、市場シェアの12%超を目指す。2030年には、グループ全体におけるNEVの販売比率50%到達を目指す。2050年までに製品の全ライフサイクルのカーボンニュートラルを実現する。広汽グループは1,000億元を投入して、コネクテッド及び三電(電池/モーター/電子制御)を核とする技術分野をリードしDXを推進。2037年までに世界的競争力を有する一流企業になることを目指すとしている。


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