マークラインズ8つの事業
コンテンツ一覧
サービス一覧

トヨタのBEV戦略:2030年にBEV 350万台、うちレクサス100万台を計画

日本でbZ4Xのリース販売を開始、レクサスRZを2022年後半に投入

要約

トヨタの新型BEV bZ4X
トヨタ bZ4XのBEVシステム
(人とくるまのテクノロジー展2022に出展)

  本レポートは、ここ半年の間に発表されたトヨタのBEV戦略を報告する。

  トヨタは2021年12月、バッテリーEVに関する説明会を開催した。2030年までに30車種のBEVを展開し、同年にグローバルでBEVを350万台、うちレクサスBEVを100万台販売する計画。2022~2030年の9年間に研究開発・設備投資としてBEVに4兆円(電池への投資2兆円を含む)、HEV/PHEV/FCEVに4兆円、合計8兆円を投資する。トヨタは電動車フルラインアップ戦略(全方位の電動車計画)を継続するとしている。

  2022年4月には「新型BEV bZ4Xオンライン発表会」を開催、5月に日本でbZ4Xのリース販売を開始した。初年度は5,000台をリース販売する計画で、個人の顧客にはサブスクリプションサービス「KINTO」で提供する。


  また、同年4月にレクサス初のBEV専用モデルとなる新型「RZ」の詳細を世界初公開した。2022年後半に日本市場に投入する。新型RZは、電動化技術がもたらすレクサスらしいクルマをデザイン、走行性能で体現し、BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデル。BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)採用に加え、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用する。レクサスは2030年までにすべてのカテゴリーでBEVのフルラインアップを実現し、2035年にはグローバルでBEV100%とする計画。

  なおトヨタは、米国での電池生産に2030年までに約3,800億円(発表時点の為替レートで約34億ドル)を投資する計画。まずノースカロライナ州に新電池工場を建設し、2025年に生産を開始する。


関連レポート:
第12回とよたビジネスフェア2022:次世代自動車、部品のCO2削減(2022年3月)
トヨタの電池の開発・供給:2030年までに累計1.5兆円を投資(2021年10月)
日系OEM各社が電動化、脱炭素への方針を発表(2021年6月)
トヨタのEV戦略:「TOYOTA bZ4X」と「Lexus LF-Z Electrified」を発表(2021年4月)

 

 

このレポートは有料会員限定です。

会員登録いただく、期間限定で続きをお読みいただけます。
さらに、以下のようなコンテンツを無料でご利用いただけます。

  • 市場・技術レポート
  • 世界の自動車生産 / 販売台数
  • モデルチェンジ予測
  • 自動車業界の最新ニュース
  • 自動車部品300品目シェア・供給情報
  • ご利用に関するお問い合わせ先

    月~金 9:00~18:00 (祝祭日を除く)
    japan 日本
    〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
    tel-icon 03-4241-3907
    カスタマーサポートデスク
    メディア関係者様向け
    USA 米国
    Southfield, Michigan, USA
    +1-248-327-6987
    MEX メキシコ
    León Guanajuato,Mexico
    +52-477-796-0560
    DEU ドイツ
    Frankfurt am Main, Germany
    +49-69–904-3870-0
    CHN 中国 (上海)
    〒200001 上海市黄浦区
    +86-21-6212-6562
    CHN 中国 (深圳)
    〒51800 広東省深圳市南山区
    +86-755-2267-1725
    THA タイ
    Klongtoey, Bangkok, Thailand
    +66-2-665-2840
    IND インド
    Gurgaon, Haryana, India
    +91-124-4048779