タイヤ空気圧モニタリングシステム (TPMS) に関する技術動向

ブリヂストン、Continental、太平洋工業、住友電気工業によるTPMS関連の特許出願傾向

2019/06/17

要約

  本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)が提供している「技術情報配信サービス-swimy」の特許情報をもとに、昨今の自動車業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産(IP)事業と計測制御事業を展開。知的財産(IP)事業では世界の自動車開発に関する情報収集と解析を行い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国語特許の出願や技術翻訳を実施している。

  本稿では米国や欧州等で数年前から装着の義務化が進んでいる、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)に関して、各社の出願動向を示す。

  TPMSの出願は2000年から2004年にかけて増加した後、2005年から2009年にかけては減少傾向にあった。その後、2010年からは再び増加傾向がみられる。

  2004年前後において出願件数が多い出願人は、デンソー、トヨタ自動車、本田技研工業、ブリヂストン等であったが、近年において出願件数が多いのは、Continental Automotive、太平洋工業、ブリヂストン、Continental Reifen Deutschland、住友電気工業等である。

  継続的な出願を行っているブリヂストンの開発アイテムに注目すると、2004年前後では「タイヤ内圧警報装置」や「タイヤ空気圧監視システム」などの出願が多いが、近年は「取付構造体」の出願が多い。

  近年において出願件数が増加した出願人の開発アイテムに注目すると、Continental Automotiveは「METHOD FOR LATERAL LOCALIZATION OF THE WHEELS OF A VEHICLE」、太平洋工業は「タイヤ状態監視装置」、Continental Reifen Deutschlandは「Vehicle tire with a tire module」、住友電気工業の開発アイテムは「タイヤ空気圧監視システム及び検出装置」に関する出願が最も多い。


トヨタテクニカルディベロップメント株式会社
技術情報配信サービス-swimy URL:https://thinktank.toyota-td.jp/


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