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トヨタの開発戦略:高熱効率・低燃費エンジン14機種を2年間で投入

TNGA適用を、後輪駆動車、商用車に拡大

要 約

新開発の1.3Lガソリンエンジン
新開発の1.3Lガソリンエンジン(出展:トヨタ)
急速燃焼を実現するタンブル流(縦渦)
急速燃焼を実現するタンブル流(縦渦)(出展:トヨタ)

 本レポートは、トヨタの内燃エンジンの改善計画と、TNGA (Toyota New Global Architecture) の進展について報告する。

 トヨタは、2014年4月から2015年の間に高熱効率・低燃費のエンジン14機種を投入し、2016年に世界で販売する車両の3割に搭載する。2014年4月に1.0Lと1.3Lの新エンジンをそれぞれPassoとVitzに搭載し、1.0Lエンジンは国内ガソリン登録車最高のJC08モード走行27.6km/Lの燃費を達成した。2014年7月には、Lexus NXにLexus初の2.0L直噴ターボエンジンを搭載した。ハイブリッド車だけでなく、内燃エンジン車も含め環境性能を高める方針。

 TNGAについては、2015年に新型Priusを適用第一弾として発売する計画。TNGAは前輪駆動のB/C/Kプラットフォームから採用を開始するが、順次、後輪駆動の上級車や商用車にも適用を拡大し、ゆくゆくは全てのプラットフォームに導入する方針とされる。

 トヨタは、TNGAの実現のため、複数のモデルで共用できる部品の開発について部品サプライヤーと協議している。デンソーは、いち早くモデル・カーメーカー系列を超えてB~Dセグメント車に搭載可能なエアコンユニットを実用化している。


関連レポート:
トヨタ:TNGAの導入で商品力の向上と原価低減を同時に達成 (2014年1月掲載)


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