グローバルトップ10メーカー生産予測(2022年第2四半期版)

2022年世界生産は6.0%増の8,169万台を予測、部材不足の長期化により前回より90万台弱を下方修正

2022/07/26

概要

※当予測レポートは、四半期ごとに最新版をリリースします。

・LMC Automotive社による2022年第2四半期時点のレポートによると、2022年の世界のライトビークル生産は前年比6.0%増の8,169万台と予測されている。半導体を中心とした部材の供給不足が長期化していることに加え、中国で3月以降導入されたロックダウンがサプライチェーンに及ぼした影響を踏まえ、前回予測(2022年第1四半期時点)から更に90万台弱の下方修正が加えられている。

・2023年の世界生産は8,569万台、2024年は9,173万台へと着実に回復すると予測されているが、前回の見通しからはともに約440万台が下方修正された。

・上位グループでは、VW、Stellantis、Renault-日産-三菱といったロシア、ウクライナに地理的、経済的に近い欧州のOEMの予測が一位トヨタよりも下方修正されており、差が広がると見込まれている。

・中位のグループでは5位現代の世界生産は2024年に758万台が予測されており、コロナ前(2019年)の水準を上回ると見込まれている。一方で6位GMは2024年に500万台強と予測されており、2019年実績の600万台弱を大きく下回る予測となっている。

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