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LMC Automotive 2021年11月自動車市場月報（欧州）
2021年11月の西欧販売は17.4%減の77万台、季節調整済み年率換算販売は1,030万台/年に改善
2021/12/07
目次
西欧主要17ヵ国の販売状況と直近の市場予測
※当レポートは自動車、パワートレイン分野の市場予測サービス専門の調査会社 LMC Automotive によるライトビークル市場トレンドレポートをマークラインズが翻訳したものです。
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西欧の2021年11月の乗用車販売台数は季節調整済み年率換算で1,030万台/年となり、10月の900万台/年から上昇した。11月の販売は若干の改善が見られたが、世界的な部材供給に関わる危機が引き続き車両生産を阻害していることが反映されている。比較として2019年の通年販売実績は1,430万台であった。
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ドイツ、フランス、英国、イタリア、スペイン
ドイツの11月の季節調整済み年率換算販売は240万台/年となり、10月の210万台/年から増加した。フランスも同様の傾向で、10月の140万台/年に対し11月は160万台/年となった。また英国では11月に180万台/年となり、10月の160万台/年から改善した。一方でイタリアの改善はより小幅であり、10月の120万台/年に対し11月は130万台/年となった。スペインについても11月に88万台/年となり、10月の77万台/年から増加した。 -
今後の展望
11月は西欧の全ての国で年率換算販売の改善が見られたものの、市場の回復にとっては再度の打撃と言える水準であり、明らかに大幅な増加の余地が残っている2022年の西欧市場は拡大すると予測するが、供給問題が増産の足枷となる中で年率換算販売はパンデミック前の水準を大幅に下回って推移すると見られる。また新型コロナの変異種が引き続き消費者需要を脅かしているが、供給サイドの問題が目下最大の逆風となっている。
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