[EVEX 2018] 松尾製作所、軽量化した駆動モーター用レゾルバの試作品を展示

・松尾製作所は東京ビッグサイトで開催している「EVEX (EV・PHV普及活用技術展) 2018」の大府市役所のブースで、駆動モーター用レゾルバの開発品を出品した。
・開発品のレゾルバは積層コアを使用していないステーターと薄い波型形状のローターが特徴で、ステーターには片仮名のコの字をしたインサート部品を採用。新たなステーターとローターの採用により、従来の積層構造レゾルバに比べ、開発品は235.6gから59.6gと、74.7%軽量化された。また、構成部品が少ないシンプルな構造のため、耐久性や耐環境性にも優れており、ATFオイルに浸された状態でも使用することができる。
・松尾製作所のブースでは駆動モーター用レゾルバの他に、医療や支援ロボットなどを用途としたマイクロレゾルバや、アブソリュートロータリーレゾルバを展示している。