[オートモーティブワールド2018] 日本精機、フルグラフィックメーターと2-Plane HUDのプロトタイプを展示

日本精機は「オートモーティブワールド 2018」の「国際カーエレクトロニクス技術展」で、12.3型のフルグラフィックメーターと2-Planeヘッドアップディスプレイ (HUD)のプロトタイプを出展した。
・2-Plane HUDは遠近にある2画面を1画面に表示するHUDで、近い画面は垂直面に、遠い画面は傾斜面に情報を映し出す。また、近い画面には車速やスピード制限、道路情報などのステータス情報を、遠い画面にはルートガイドや前方および死角障害物警告などの動的な運転支援情報を表示。これにより、実背景とHUD表示によるスムーズな情報提供と判読性の向上を実現している。
・今回のプロトタイプはフルグラフィックメーターと2-Plane HUDを組み合わせることで、自動運転Level 3を想定した連携表示を紹介している。ドライバー運転時は車両の周辺情報と次の動作を可視化することで、ドライバーの安全と安心を提供。自動運転時はメーターで車両周辺の情報を、HUDでリアルタイムな動作情報を表示することで自動運転の可視化が可能となる。