タイ、8月の自動車販売は6.8%増、生産は13.5%増

・マークラインズが集計したデータによると、2017年8月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比6.8%増の6万7,962台だった。1-8月の累計販売は前年同期比10.2%増の54万3,117台となった。
・ブランド別では、トヨタ(Lexusを除く)が24.3%減の1万6,009台、シェア23.6%で首位。続いて、いすゞが16.6%増の1万2,784台、ホンダが11.3%増の1万712台、三菱は33.8%増の5,503台、フォードは31.5%増の4,822台となった。
・8月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は8.5%増の2万6,868台、商用車は5.8%増の4万1,094台だった。商用車のうち1トンピックアップトラックは10.1%増の3万3,399台。 タイ工業連盟(FTI)は、新型車の投入、観光客の増加、農産物生産量の増加、輸出の増加、民間投資の増加などが好調な販売の背景にあるとしている。
・FTIが発表した8月の生産台数は前年同月比13.5%増の17万7,415台だった。1-8月の累計生産台数は前年同期比1.2%減の128万7,472台となった。
・完成車輸出台数は前年同月比9.3%増の10万2,907台だった。中東およびアフリカ以外の全ての地域向けの輸出が好調で14カ月ぶりに増加した。1-8月の累計輸出台数は前年同期比7.5%減の72万9,328台となった。