タイ、6月の自動車販売は5.7%増、生産は2.5%減

・マークラインズが集計したデータによると、2017年6月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比5.7%増の6万9,794台だった。1-6月の累計販売は前年同期比11.2%増の40万9,976台となった。
・ブランド別では、トヨタ(Lexusを除く)が16.0%減の1万7,892台、シェア25.6%で首位。続いて、ホンダが28.7%増の1万2,878台、いすゞが0.3%減の1万1,139台、三菱は35.8%増の5,580台、日産は37.1%増の4,944台となった。
・6月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は15.6%増の2万9,424台、商用車は0.5%減の4万374台だった。商用車のうち1トンピックアップトラックは3.2%減の3万1,044台。 タイ工業連盟(FTI)は、新型車の発売、観光業の回復、政府の投資などを背景に販売が増加したとしている。
・FTIが発表した6月の生産台数は前年同月比2.5%減の17万5,443台で、5月との比較では3.5%増だった。1-6月の累計生産台数は前年同期比4.3%減の95万966台となった。
・完成車輸出台数は前年同月比13.0%減の9万3,086台、金額ベースでは同13.6%減の496.6億バーツだった。1-6月の累計輸出台数は前年同期比9.8%減の53万6,406台となった。
・タイ工業連盟(FTI)自動車部会は、2017年の生産予測を当初予想の200万台から190万台に下方修正する見通し。輸出についても当初120万台と予想していたが、107.7-108.8万台に引き下げる見通しだという。

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