ロシア新車販売、6月は15.0%増の14.1万台

・欧州ビジネス協会(AEB)が7日に発表した6月のロシア国内新車販売台数(小型商用車を含む)は、前年同月比15.0%増の14万1,084台となった。
・1-6月の累計販売台数は前年同期比6.9%増の71万8,529台。
・6月の販売をグループ別に見ると、アフトワズ(AvtoVAZ)およびルノー・日産グループが21.5%増の4万8,912台(うちアフトワズは23.2%増の2万7,396台、ルノーが21.5%増の1万2,239台、日産は14.8%増の6,900台、ダットサンが23.3%増の1,898台、インフィニティが14.9%増の479台)。次いで起亜が31.1%増の1万6,755台となった。続いてVWグループが、VWが18.3%増、アウディが30.0%減、シュコダが17.9%増、バンは46.7%増となりグループ合計では11.0%増の1万5,283台、現代グループ(Genesis含)が24.2%増の1万4,901台。トヨタ(レクサス含)が26.1%増の1万980台などとなっている。
・ブランド別シェアでは、首位のアフトワズのラダ(Lada)が19.4%、続いて起亜が11.9%、現代が10.4%、ルノーが8.7%、トヨタが6.4%、VWが5.2%など。
・モデル別では、アフトワズのラダ「グランタ (Granta)」が8,552台で首位、起亜のコンパクトモデル「リオ(Rio)」が8,032台で2位、現代の「ソラリス (Solaris)」は7,485台で3位となっている。
・AEBの自動車製造業者委員会(AMC)のヨーグ・シュライバー(Joerg Schreiber)会長は、ロシアの自動車販売市場は、6月は前年同月比15%増、第2四半期も12%増と回復の兆しを見せている。上半期の累計販売台数も6.9%増となり、当初の予測に近いと述べた。

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