ベトナム新車販売、6月は0.2%減の2.4万台

・ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表した2017年6月の総販売台数(輸入車およびVAMA未加盟メーカーを含む)は、前年同月比0.2%減の2万4,365台となった。CKD生産車は1万7,280台、CBU車は7,085台だった。
・VAMA加盟20社による6月の新車販売台数(バスシャシーは除く)は、4.1%増の2万2,750台。車種別では、乗用車が25.3%増の1万3,736台、商用車が15.4%減の8,262台、特殊車両(SPV)が33.8%減の752台。
・マークラインズ集計による2017年6月のメーカー・ブランド別新車販売台数では、トヨタ(レクサス除く)が71.3%増の6,815台(シェア28.0%)、地場メーカーのチュオンハイ(Truong Hai)が24.0%減の5,229台(同21.5%)、フォードが2.5%増の2,428台(同10.0%)、ビナマツダが11.4%減の2,020台(同8.3%)、ホンダが14.2%増の992台(同4.1%)などとなっている。
・ASEAN物品貿易協定(ASEAN Trade in Goods Agreement: ATIGA)によって、2017年1月からASEANからのCBU輸入車に対する関税が40%から30%へ引き下げられた。
・1-6月累計総販売台数は前年同期比1.2%減の13万4,268台。うちCKD生産車の販売は6.4%減となる一方で、CBU輸入車の販売が15.3%増となった。