タイ、3月販売は16.7%増、生産は7.3%減

・マークラインズが集計したデータによると、2017年3月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比16.7%増の8万4,801台となった。
・ブランド別では、トヨタ(Lexusを除く)が4.8%増の2万2,022台、シェア26.0%で首位。続いて、いすゞが22.6%増の1万6,184台、ホンダが11.2%増の1万2,618台、三菱は0.7%減の6,913台、日産は33.4%増の6,465台となった。
・3月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は各社の活発な新車投入が奏功し40.9%増の3万3,482台、商用車は5.0%増の5万1,319台だった。商用車のうち1トンピックアップトラックは7.8%増の4万1,964台。
・1-3月の累計販売は前年同期比15.9%増の21万490台となった。タイ工業連盟(FTI)は、農産物の価格上昇、政府による大規模プロジェクトへの投資、堅調な観光業などにより、消費者心理は改善しているとしている。
・FTIが発表した3月の生産台数は前年同月比7.3%減の17万8,798台。また、完成車輸出台数は3.1%減の10万5,967台だった。
・FTIは2017年の輸出予測を120万台と据え置いた。予測の見直しは7月ごろとしている。

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