日系メーカー、3月の中国新車販売は各社プラスを達成

・日系メーカー4社は7日までに3月の中国新車販売台数を発表した。各社とも前年同月を上回る結果となり、中でもトヨタ、ホンダ、マツダはそれぞれ2桁増を達成した。日産の伸び率は1桁に止まったものの、トヨタを抑え日系首位を獲得した。
・日産は7日、3月の中国新車販売が前年同月比9.0%増の12万106台だったと発表した。主力セダン「シルフィ(Sylphy、軒逸)」やSUV「キャシュカイ(Qashqai, 逍客)」が大きく販売を伸ばし、2カ月ぶりに日系首位に返り咲いた。1-3月の累計販売は前年同期比5.3%増の31万4,347台。
・トヨタの3月の中国新車販売は11万2,400台となり、11.9%の2桁増を達成した。販売促進の強化が奏功したと報じられており、モデル別では小型車「カローラ(Corolla、卡羅拉)」やSUV「RAV4」が好調だった。1-3月の累計販売は1.7%増の29万6,000台。
・ホンダの3月の中国新車販売は14.6%増の11万1,127台となり、3月として過去最高を更新した。モデル別では主力の小型車「シビック(Civic、思域)」の販売が前年同月比で約4倍となったほか、「アコード(Accord、雅閣)」や「CR-V」等も好調だった。1-3月の累計販売は16.6%増の30万5,296台。
・マツダは5日、3月の中国新車販売が20.9%増の2万3,635台だったと発表した。「CX-4」や2月に改良した「Mazda3 Axela昂克賽拉」(日本名:アクセラ)が引き続き好調で、3月として過去最高を記録した。1-3月の累計販売は10.3%増の6万4,439台。
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