ベトナム新車販売、3月は8.3%増の2.7万台

・ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表した2017年3月の総販売台数(輸入車およびVAMA未加盟メーカーを含む)は、前年同月比8.3%増の2万6,872台となった。CKD生産車は1万8,388台、CBU車は8,484台だった。
・VAMA加盟20社による3月の新車販売台数(バスシャシーは除く)は、1.7%減の2万2,792台。車種別では、乗用車が8.7%増の13,328台、商用車が12.8%減の7,735台、特殊車両(SPV)が15.9%減の1,729台。
・マークラインズ集計による2017年3月のメーカー・ブランド別新車販売台数では、地場メーカーのチュオンハイ(Truong Hai)が5.3%減の7,245台(シェア27.0%)、トヨタ(レクサス除く)が0.3%減の4,679台(同17.4%)、フォードが4.6%増の2,501台(同9.3%)、ビナマツダが17.4%減の2,202台(同8.2%)、ホンダが34.5%増の1,056台(同3.9%)などとなっている。
・ASEAN物品貿易協定(ASEAN Trade in Goods Agreement: ATIGA)によって、2017年1月からASEANからのCBU輸入車に対する関税が40%から30%へ引き下げられた。
・3月はCKD生産車の販売が前年同月比1%減となる一方で、CBU輸入車の販売が41%増となった。