インド新車販売、1月は11.2%増の32.7万台

・インド自動車工業会(SIAM)が発表した2017年1月の国内新車販売台数は、前年同月比11.2%増の32万6,559台となった。内訳は乗用車(PVs)が14.4%増の26万5,320台、商用車(CVs)が0.7%減の6万1,239台。
・車種別にみると、乗用車(Passenger Cars)は10.8%増の18万6,523台、ユーティリティ・ビークル(UVs)は24.5%増の6万2,264台、バンは21.6%増の1万6,533台、中・大型商用車(M&HCVs)は0.6%増の2万8,704台、小型商用車(LCVs)は1.9%減の3万2,535台となっている。
・1月の販売をメーカー別に見ると、マルチ・スズキが25.9%増の13万3,934台(シェア41.0%)、現代自が10.5%増の4万2,017台(同12.9%)、タタが0.1%増の4万1,428台(同12.7%)、マヒンドラが6.8%減の3万3,986台(同10.4%)、ホンダが9.0%減の1万5,592台(同4.8%)など。
・インドの自動車販売は11月8日に発表された高額紙幣の使用禁止による影響から立ち直り、1月は3カ月ぶりに販売増となった。メーカー別販売では小型ハッチバック「バレーノ」や小型SUV「ビターラ ブレッツァ」が好調なマルチ・スズキが25.9%増と大幅に販売を伸ばした。
(Based on data released by SIAM on January 9, 2017)

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