小倉クラッチ (株)
会社概要
業容
-カーエアコン用クラッチの大手。
業績ハイライト
-2024年3月期、連結売上高43,491百万円 (前年度比1.6%減)、営業損失320百万円、経常損失229百万円、親会社株主に帰属する当期純損失598百万円。
*( )内は前期比の増減率を示す。
資本構成
-東京証券取引所スタンダード市場に上場 | (2024年3月31日現在) |
氏名および名称 | 出資比率 (%) |
第一共栄ビル株式会社 | 19.23 |
小倉クラッチ取引先持株会 | 11.52 |
個人株主 | 5.52 |
株式会社東和銀行 | 4.96 |
株式会社群馬銀行 | 4.94 |
株式会社みずほ銀行 | 3.35 |
小倉クラッチ従業員持株会 | 3.07 |
個人株主 | 2.53 |
個人株主 | 1.74 |
個人株主 | 1.53 |
合計 | 58.44 |
主要製品
- カーエアコン用クラッチ (Clutches for car air conditioners)
- スーパーチャージャー (Superchargers)
- パワートレイン用ソレノイド (Solenoid for powertrain)
沿革
1938年05月 | 創業社長小倉弘士が東京市蒲田区 (現東京都大田区) において工作機械用多板クラッチの専業メーカーとして、小倉製作所を設立。 |
1944年04月 | 群馬県山田郡相生村 (現桐生市相生町) に工場移転。 |
1946年10月 | 自転車用発電ランプの製造開始。 |
1948年05月 | 工作機械用精密部品の製造販売のため小倉精密工業 (株) を設立。 |
1952年05月 | 小倉製作所廃業、小倉精密工業 (株) 休眠、朝香工芸社が事業を継承。 |
1954年02月 | 朝香工芸社を法人化し朝香工芸 (株) を設立。 |
1957年04月 | 朝香工芸 (株) を (株) 小倉製作所に社名変更。 |
1960年07月 | (株) 小倉製作所、本社を東京都中央区に移転。 |
1961年05月 | (株) 小倉製作所を小倉クラッチ (株) に社名変更。 |
1962年01月 | 大阪出張所を大阪市西区に開設。 |
1962年10月 | 小倉精密工業 (株) が小倉クラッチ (株) (実質上の存続会社) を吸収合併、社名を小倉クラッチ (株) とし、本社を桐生市相生町に移転。旧本社を東京営業所とする。 |
1963年05月 | 店頭登録銘柄となる。 |
1964年05月 | カークーラ用クラッチの生産販売を開始。 |
1965年02月 | カークーラ用クラッチの対米輸出開始。 |
1966年01月 | 大阪出張所広島分室を広島県広島市に開設。 |
1967年07月 | 大阪出張所広島分室を広島出張所とする。 |
1967年07月 | 現住所に本社移転、第一工場新設。 |
1969年09月 | 名古屋出張所を名古屋市中区に開設。 |
1969年10月 | 第三工場新設。 |
1969年11月 | ニューヨーク駐在員事務所開設。 |
1972年11月 | アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにオグラ・オブ・アメリカ・インコーポレーションを設立。 |
1974年09月 | 北陸出張所を石川県金沢市に開設。 |
1974年09月 | 赤堀工場新設。 |
1977年02月 | 九州出張所を福岡市博多区に開設。 |
1980年02月 | 東洋クラッチ (株) に対し、資本参加 (現 持分法適用関連会社)。 |
1985年05月 | 信濃機工 (株) に対し、資本参加 (現 持分法非適用関連会社)。 |
1985年08月 | 香林工場新設。 |
1988年01月 | アメリカ・ミシガン州デトロイトにOgura Corporationを設立 (現 連結子会社)。 |
1988年10月 | 東京精工 (株) に対し、資本参加 (現 連結子会社)。 |
1992年06月 | 赤堀工場内に小倉クラッチ技能者養成所を開設。 |
1996年12月 | フランス・ノール県ヴァランシェンヌにオグラS.A.S.を設立 (現 連結子会社)。 |
1998年01月 | アメリカ・ニュージャージー州サマーセットにOgura Industrial Corporationを設立 (現 連結子会社)。 |
1999年08月 | 総額30億円の円建転換社債を発行。 |
1999年10月 | ブラジル・サンパウロ州サンパウロにOgura Clutch do Brasil Ltda.を設立 (現 連結子会社)。 |
2000年06月 | アメリカ・ミシガン州マジソンハイツにヒューロン・プレシジョン・パーツ・コーポレーションを設立 (現 連結子会社)。 |
2001年02月 | 韓国とマレーシアにクラッチの生産拠点設立。韓国は2001年内に現地企業との合弁会社を設立、カーエアコンメーカーに納入。マレーシアは2003年までに同社単独で進出。 |
2001年03月 | 2003年をめどに、スーパーチャージャー事業の売上高を現在の0.8%から3%以上に拡大。ドイツのカールソンオートテクニック社の乗用車用スーパーチャージャーがベンツに正式採用。 |
2001年04月 | 香林工場と赤堀工場で生産分担品目の見直し。最適生産体制を構築。 |
2001年07月 | フランス子会社での現地調達と現地加工を拡大する。2000年度当初に25%程度だった現地調達率を2002年度中に70%に引き上げる。 |
2001年11月 | マレーシア・セランゴール州シャーラムにグラクラッチ・マレーシアSdn. Bhd.を設立 (現 連結子会社)。 |
2002年02月 | (株) コーヨーテクノ (現 連結子会社) に対し、資本参加。これに伴い、(株) 丸弘製作所も子会社化 (間接所有)。 |
2003年05月 | 中華人民共和国広東省東莞市に小倉離合機 (東莞) 有限公司 [Ogura Clutch (Dong Guan) Co., Ltd.] を設立。 |
2004年06月 | 中華人民共和国広東省東莞市に小倉離合機 (無錫) 有限公司 [Ogura Clutch (Wuxi) Co., Ltd.] を設立。 |
2004年12月 | ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2006年09月 | 東洋クラッチ (株) (持分法適用関連会社) に対し、追加出資し子会社化 (現 連結子会社)。 |
2007年01月 | 子会社 (株) コーヨーテクノの社名を小倉テクノ (株) へ変更。 |
2007年12月 | Ogura Corporation (現 連結子会社) を存続会社とする吸収合併により、ヒューロン・プレシジョン・パーツ・コーポレーションは消滅。 |
2008年07月 | タイ ラヨン県アマタシティにOgura Clutch Thailand Co., Ltd.を設立 (現 連結子会社)。 |
2010年04月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ (現 大阪証券取引所JASDAQ (スタンダード)) に上場。 |
2013年05月 | 中華人民共和国浙江省湖州市長興県に小倉離合機 (長興) 有限公司 [Ogura Clutch (Changxing) Co., Ltd.] を設立。 |
2014年06月 | インド・ハリヤナ州にOgura Clutch India Pvt. Ltd.を設立。 |
2015年08月 | 第二工場を閉鎖、生産を赤堀工場に移管。 |
2016年08月 | Ogura Clutch Malaysia Sdn. Bhd.の清算結了。 |
2018年03月 | 小倉テクノ(株)の清算結了。 |
2018年05月 | (株)三泉準備会社設立。 |
2018年07月 | 分割会社である(株)三泉の事業の全部を(株)三泉準備会社に承継し、(株)三泉に商号変更。(現・連結子会社) |
2018年07月 | フィリピン共和国ラグナ州カランバの Sansen Philippines, Inc.は、Ogura Clutch Philippines,Inc.に社名変更。(現・連結子会社) |
2019年04月 | 砂永精工電子(東莞)有限公司の持分を取得し、子会社化。(現・連結子会社) |
2022年04月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
2022年05月 | (株)三泉を小倉電機(株)に商号変更 |
2023年10月 | Ogura Clutch Philippines,Inc.をフィリピン・バタンガス州リパ市に移設 |