小倉クラッチ (株) 2011年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万円) |
2011年 3月期 |
2010年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
売上高 | 38,797 | 31,043 | 25.0 | -第4四半期で東日本大震災の影響を受けるものの、国内における自動車市場の回復基調の影響により受注が増加し、海外については、北米、アジア地域の自動車市場の拡大の影響により受注が大幅に増加した。 |
営業利益 | 947 | (1,227) | - | - |
経常利益 | 637 | (995) | - | - |
当期純利益 | 799 | (1,291) | - | - |
受賞
-カナダの燃料電池メーカーBallard Power Systems Inc.から「2009年優秀サプライヤー賞」を受賞した。燃料電池ユニット向け水素循環ポンプが評価されたもの。この製品は、2010年バンクーバー冬 季オリンピックで使用されたシャトルバスへの採用実績を持つ。(2010年9月3日付プレスリリースより)>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)
開発動向
研究開発費 |
(単位:百万円) |
2011年3月期 | 2010年3月期 | 2009年3月期 | |
全社 | 364 |
277 | 370 |
輸送機器用事業
-輸送機器用事業の研究開発費は171百万円。
-同社輸送機器事業部技術二部において、主に車輛空調用クラッチの開発を行っている。将来予想される自動車の変遷に伴う市場要求を想定し、軽量クラッチ、静粛クラッチ、外部制御コンプレッサー用トルクリミッター、省エネ・省電力クラッチ等の開発を進める。
-スーパーチャージャー用クラッチ、自動車のパワースライドドア用クラッチ、パワーバックドア用クラッチ、パワーラゲッジドア用クラッチ、デフロック用クラッチ・ブレーキ、ウォーターポンプ用クラッチ等の開発を行っている。
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万円) |
2011年3月期 | 2010年3月期 | 2009年3月期 | |
輸送機器用クラッチ部門 | 248 | 561 | 356 |
輸送機器用事業
-赤堀工場、香林工場における工場環境設備の充実および生産設備の増強、合理化、各種製品用金型への投資を実施した。
設備の新設(輸送機器用クラッチ関連)
(2011年3月現在)
会社名 事業所名 (所在地) |
投資予定 総額 (百万円) |
着手 年月 |
完了予定 年月 |
完成後の増加能力 |
第一・第二工場 (群馬県桐生市) |
104 |
2011年 4月 |
2012年 3月 |
品質の向上を図るため能力の増加はほとんどない |
第三工場 (群馬県桐生市) |
73 |
2011年 4月 |
2012年 3月 |
品質の向上を図るため能力の増加はほとんどない |
赤堀工場 (群馬県伊勢崎市) |
287 |
2011年 4月 |
2012年 3月 |
品質の向上を図るため能力の増加はほとんどない |
香林工場 (群馬県伊勢崎市) |
195 | 2011年 4月 |
2012年 3月 |
品質の向上を図るため能力の増加はほとんどない |
Ogura Corporation 本社工場 (米国ミシガン州) |
116 | 2011年 1月 |
2011年 12月 |
内作化率の向上を図るための能力増加 |
Ogura S. A. S. |
12 | 2011年 1月 |
2011年 12月 |
内作化率の向上を図るための能力増加 |
Ogura Clutch do Brasil Ltda. 本社工場 (ブラジル サンパウロ州) |
20 | 2011年 1月 |
2011年 12月 |
内作化率の向上を図るための能力増加 |
小倉離合機(東莞)有限公司 [Ogura Clutch (Dong Guan) Co., Ltd.] 本社工場 (中国広東省) |
298 | 2011年 1月 |
2011年 12月 |
内作化率の向上を図るための能力増加 |
Ogura Clutch Thailand Co., Ltd. 本社工場 (タイ ラヨン県) |
153 | 2011年 1月 |
2011年 12月 |
内作化率の向上を図るための能力増加 |