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Leoni AG 2016年12月期の動向

売却

-2016年11月、ドイツのBautzenにある子会社Leoni Studer Hardをフランスのイオン化放射線専業のIonisos SASへ売却したと発表した。Leoni Studer Hardは従業員約30名で2つの電子ビームアクセラレータがあり、照射架橋サービスを第三者に提供している。今回の売却により、同社はワイヤー・ケーブルソリューション事業の合理化を図る。(2016年11月4日付プレスリリースより)

買収

-2016年9月、武漢恒通汽車線束有限公司 [Wuhan Hengtong Automotive Wire Harness Co.,Ltd.] の株式51%を取得する。武漢恒通は湖北省にあるワイヤーハーネスメーカー。工場面積は13,000平方メートル、従業員数は約1,000名。2016年の売上高は35百万ユーロに達する見込み。買収が完了すれば同社は東風汽車、神龍汽車へワイヤーハーネスを供給することになる。(2016年9月13日付け各種リリースより)

受注

-2016年6月、PSA Groupより2件の追加受注を獲得したと発表した。受注総額は500百万ユーロ。2018年10月より、DSの後継モデルとPeugeot ｢208｣および ｢2008｣ の次世代モデル向けにワイヤーシステムを納入する。今回の契約には製品設計や開発のほか、2026年までの車両寿命を通じた適切な納入などが含まれる。Leoniは、PSAのこれらのモデル向けに、東欧および北アフリカの工場で数種類のハーネスを生産する予定。(2016年6月23日付プレスリリースより)

特許

-2016年には、60件の特許と実用新案(前年度:42件)が登録されており、そのうち11件がワイヤリングシステム部門(前年度:16件)、49件がワイヤー・ケーブル部門(前年度:26)となっている。