株式会社トープラ 2007年度の動向
ハイライト
業績
単位:百万円 |
2007年 3月期 |
2006年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 |
売上高 | 29,361 | 27,546 | 6.6% |
・自動車業界の好調を受けての販売拡大 |
経常利益 | 541 | 316 | 70.9% | ・原材料・諸資材価格の高騰などの減益要因があったものの、売上の増加による増益及び積極的な社内合理化活動推進が寄与。 |
当期純利益 | 71 | 86 | (16.8%) |
-特別利益13百万円、特別損失に325百万円を計上等。 |
2007年度の課題
6価クロムフリ-対応、材料値上げの影響等の不確定要因があるが、収益構造の変革の推進、中国合弁事業の量産立ち上げによる日本、米国、中国、欧州でのグロ-バル四極生産体制の確立、高強度・高機能ボルトの販売強化等、積極的な経営戦略を推進する。
開発動向
研究開発体制
商品開発・加工基礎技術開発及び評価技術開発を開発本部(設計開発部)にて実施し、また生産技術及び製造技術開発を技術本部(生産技術部)及び子会社の製造技術部門で推進。
グループ全体で19名、2006年度のグループ全体の研究開発費は207百万円。
・大株主である日本発条(株)とも密接な連携・協力関係を保ち、先進技術の研究開発を効果的に推進。
開発内容
・最適な締結構造を実現するために、要素技術である新素材の適用開発やねじの設計及び加工技術及び信頼性評価技術の開発を通し、高強度・高靭性・高耐食性ボルトや高張力鋼板用タッピンねじ等の顧客への提案により、締結構造の小型・軽量化の開発を共同で進めている。
技術受入(2007年3月現在)
商品開発・加工基礎技術開発及び評価技術開発を開発本部(設計開発部)にて実施し、また生産技術及び製造技術開発を技術本部(生産技術部)及び子会社の製造技術部門で推進。
グループ全体で19名、2006年度のグループ全体の研究開発費は207百万円。
・大株主である日本発条(株)とも密接な連携・協力関係を保ち、先進技術の研究開発を効果的に推進。
開発内容
・最適な締結構造を実現するために、要素技術である新素材の適用開発やねじの設計及び加工技術及び信頼性評価技術の開発を通し、高強度・高靭性・高耐食性ボルトや高張力鋼板用タッピンねじ等の顧客への提案により、締結構造の小型・軽量化の開発を共同で進めている。
・締結特性の安定化やねじの多機能化により、締結部材の製造工程削減や作業の効率化及び組み付けエラー防止機能の追加等により、締結のトータルコスト削減を目指す商品開発。
・地球環境の保全を理念に環境負荷物質を含まない製品開発ならびに製造工程の確立に取り組み、6価クロムフリー及びノンクロム表面処理の量産対応と更なる技術開発に注力。
技術受入(2007年3月現在)
相手先 | 国名 | 契約品目 | 契約内容 |
契約期間 |
コンチファスナーズ社 (Conti Fasteners) |
スイス | タップタイト | ・商標権の使用権の設定 ・製造権又は販売権の許諾 ・技術情報の提供 |
2006年9月1日 ~2009年8月31日 |
カムカー社 (Camcar division of Textron INc.) |
米国 | トルクスプラス | ・商標権の使用権の設定 ・製造権又は販売権の許諾 ・技術情報の提供 |
1994年1月15日 ~2011年12月31日 |
設備投資
2007年3月期の設備投資総額は368百万円。主にねじ生産機械設備の更新、合理化を目的とした設備投資を実施
設備の新設計画(2007年3月現在)
会社名/事業所名 | 所在地 | 投資予定金額 (百万円) |
着手 | 完了 |
(株)トープラ 秦野事業所 | 神奈川県秦野市 | 764 | 2007年4月 | 2008年3月 |
(株)トープラ 東海事業所 | 静岡県御前崎市 | 905 | 2007年4月 | 2008年3月 |
(株)トープラ 大阪事業所 | 大阪府交野市 | 101 | 2007年4月 | 2008年3月 |
アルプススクリュー(株) 他2社 | 長野県安曇野市 | 307 | 2007年4月 | 2008年3月 |