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Hutchinson SA 2008年12月期の動向

ハイライト

業績
(単位:百万ユーロ) 2008年
12月期
2007年
12月期
増減率(%) 要因
売上高 3,038 3,022 0.5 -2008年度は前年比0.5%の増加。年度前半では成長がみられたが、後半では世界的不況の極端な影響を受けた。

-一般産業向け製品の売上好調が、年後半の自動車向け製品の不振を補うなど、製品群の多様性により、不況を乗り切ることができた。


受注

<フルイドトランスファーシステム/Fluid Transfer Systems>
-SCR/Adblueシステムの中の尿素注入用の高性能ヒーティングパイプの開発を引き続き行い、中国のルノーから受注。

-燃料供給分野では、GM Deltaプロジェクトに加えBMWのPL6プラットフォームの生産開始に合わせてホースの供給を開始。この製品は、特に炭化水素と耐性バイオ燃料の透過性において主要ドイツメーカーの要望スペックに合うもので更なる展開が期待される。BMW、 AUDIとFORDへの供給の他、ドイツのKautex Textron 社とInergy Automotive社の燃料タンク開発者を対象に拡販を計画している。

-以下の各種エアインテーク製品の量産を開始。
・新型Renault KangooとOpel Astra向けターボ・アウトレットダクト。
・新型Renault MeganeとFiat Mito向けエクスチェンジャー・アウトレットダクト。
・Renaultのフローメーター・アウトレットダクト。

-高圧チューブのビジネスも好調
・Renault Megane 3のエアコン用の<Wrapped>パイプの受注
・Opel Insignaのエアコン用、ブレーキ回路保護チューブの生産開始(欧州及び中国)


<シーリングシステム/Sealing Systems>
-同部門の最重要プロジェクトは、 ZFに搭載する8HPA/T用部品(ピストン、O-リング、ダイナミックシール、ハウジングシールなど約15点の部品)の供給。このギアボックスはBMWの3シリーズから7シリーズの全モデルとAudiのA8からQ7の全モデルに搭載。

-GMから、Delta IIの世界共通モデルプラットフォーム(欧州ではOpel Astra、米国ではChevrolet Cobalt)向けにベアリングとエンコーダーを受注。製品は同社のSegre工場 (フランス)、Ensenada工場 (メキシコ)と蘇州工場 (中国)。

-VWが開発したDCTダブルクラッチギアボックス用部品を受注。Golf 6、Passat、Audi A3とA4などのVW全モデルがこのギアボックスを搭載している。

設備投資

(単位:百万ユーロ) 2008年12月期 2007年12月期 2006年12月期
合計 122 99 137

海外投資
-アジアでは、2008年末に蘇州工場(中国)にベアリングシールとマグネティックエンコーダーの生産ラインを立ちあげた。中国国内メーカーの車両用のABS とESPシステムに搭載される予定。

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