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Faurecia (China) Holding Co., Ltd.[仏吉亜(中国)投資有限公司] 2024年12月期の動向

業績

(単位:百万ユーロ)
  2023年12月期 2022年12月期 増減率(%)
Faurecia売上高 (中国市場)  5,850.8 5,377.1 10.76

 

-2023年のアジアにおけるフォルシアの売上高は73億9,000万ユーロ(総売上高の27.1%)に達し、このうち中国での通年の売上高は10.76%増の58億5,100万ユーロ。

 

新会社

-FORVIAグループのHella (ヘラー)は、中国の南京市に新しい現地法人である海拉(南京)電子有限公司[HELLA (Nanjing) Electronics Co.,Ltd.]を設立したと発表した。中国市場向けに車載電子部品を供給する。エネルギーマネジメント製品に注力し、すでに顧客からの受注を獲得している。2024年4月に高圧電流センサ(HVCS)を生産開始予定で、今後は自動車エレクトロニクス分野における製品ラインを徐々に拡大していく。新会社はHellaの南京R&Dセンターに隣接し、現在20名の専任スタッフを抱えている。今後は80名まで増員予定で、全体の投資規模は数千万元に達する見込み。現時点で、FORVIA傘下のHELLA Electronics事業部は中国に6つ配置され、そのうち4つはR&Dセンターである。中国での従業員総数は約2,400名で、そのうち約700名が研究開発人員だという。(2024年3月13日付 FORVIAのWechat公式アカウントより)

-同社は、水素エネルギー事業の新会社である仏吉亜(上海)氫能投資有限公司を設立したと発表した。年間1,000セットの水素貯蔵システムを製造可能な組立ラインが導入される。今回新会社の設立によって、Faureciaは中国における水素事業を拡大し、先進的な水素貯蔵システム製品ポートフォリオの研究開発や生産、および中国の水素エネルギー産業チェーンの上下流との密接な提携を推進する。(2024年2月2日付FaureciaのWechat公式アカウントより)

 

工場建設

-同社は、車載エレクトロニクスの総合工場を江西省豊城市で稼働開始したと発表した。これに伴い、傘下のフォルシアクラリオン・エレクトロニクスの新工場も同時に稼働を開始した。新工場の面積は3万平方メートルで、従業員数は1,200名、主にディスプレイ、コックピットエレクトロニクス、自動運転の3つの分野における製品を生産し、年間生産量は200万個に達するという。生産された製品は、中国およびグローバルの自動車メーカー向けに供給される。(2023年11月10日付FaureciaのWechat公式アカウントより)

-同社とBYDは、タイのラヨーンにシートアセンブリ工場を新設したと発表した。新工場は深圳仏吉亜汽車部件有限公司がシートの生産を行う予定。FaureciaはBYDと提携して年産260万台のシートを生産しており、深圳にR&Dセンターを設立している。(2023年7月24日付FaureciaのWechat公式アカウントより)

 

戦略的協力

-同社は、グループ子会社のMATERI’ACTが格力電器傘下の珠海格力緑色再生資源有限公司と提携すると発表した。両社は2024年末までに合弁会社を設立し、再生プラスチックの開発、製造、販売を行う。持続可能な材料開発に注力し、2030年までに15万トンの化合物の販売を目指す。これらの材料製品は自動車や家電分野などに適用される。 ・両社は材料分野以外でも協業の機会を模索していく。(2024年4月11日付FaureciaWechat公式アカウントより)

-同社は、上海市嘉定区安亭鎮政府と投資契約を締結したと発表した。5月に設立した仏吉亜(上海)氫能投資有限公司を通じて、政府との連携を強化し、水素エネルギー分野での包括的な協力を推進する。また、Faureciaの水素エネルギー事業部は7月18日、嘉定区政府と外資プロジェクトを締結し、現地における水素エネルギー産業の発展を促進する。Faureciaは各種規格の水素タンクボンベの開発や生産、各種水素貯蔵システムの設計、組立を行い、社会全体におけるカーボンピークアウトやカーボンニュートラル実現を後押しする。(2023年7月20日付FaureciaのWechat公式アカウントより)

 

技術革新

-同社は、電子ミラー「eMirror」を投入すると発表した。eMirrorは、カメラにより車両後方の情報を取得し道路状況を検知するソリューションで、従来の物理的なミラーを置き換えるもの。広い視野を提供すると同時にスマート運転アルゴリズムの活用で安全性を高めることができる。eMirrorはさらに人工知能尾(AI)アルゴリズムを採用することで、カメラが汚れたり、ブロックされたりした場合に、運転者に注意喚起する機能も持つ。Faureciaの電子ミラー製品は現在すでにEマークを取得し、UN ECE-R46試験に合格しているという。(2023年1月17日付 FaureciaのWechat公式アカウントより)

 

研究開発施設

所在地 設立年 名称 主要開発分野
重慶市 2020年 仏吉亜歌楽汽車電子重慶研発総部
[Faurecia Clarion Electronics Chongqing R&D Headquaters]
車載エレクトロニクス製品の研究開発及び、アフターサービスと技術コンサルティングサービスの提供
吉林省
長春市
2013年 長春仏吉亜旭陽汽車零部件技術研発有限公司
[Changchun Faurecia Xuyang Automotive Components Technology Co., Ltd.]
シート及び内装部品の設計、開発
上海市 2011年 緑動智行系統中国研発中心
[Faurecia Clean Mobility R&D center]
旧:排放控制技術系統研発中心
[Formerly: Faurecia Emission Control Technology R&D center]
乗用車、商用車用排気コントロールシステムの研究開発
上海市 2005年 仏吉亜技術中心
[Faurecia R&D center]
本部及びテクニカルセンター
江蘇省
無錫市
2004年 仏吉亜(無錫)座椅部件有限公司
[Faurecia (Wuxi) Seating Components Co., Ltd.]
シートの研究開発と生産

 

展示会

-同社は、水素貯蔵技術と製品を7月5日-7日に上海で開催されている2023国際水素エネルギー・燃料電池車大会および展覧会(FCVC 2023)に出展していると発表した。大型トラックに搭載可能な「III型385L 35MPa大容量水素貯蔵タンク」などの水素貯蔵タンクのほか、大型トラック水素貯蔵システムを紹介している。このシステムは、80㎏以上の水素を貯蔵することが可能で、迅速な水素充填能力(操作時間15分未満)や長寿命(15年の使用寿命)が特長で、使い勝手の良さと低いメンテナンスコストを実現する。(2023年7月7日付 FaureciaのWechat公式アカウントより)

-FORVIAグループは4月18日-27日に開催される第20回上海モーターショーFaureciaHellaの融合技術を出展すると発表した。EV化とエネルギー管理、安全性と自動運転、デジタル化と持続可能なコックピットに関する最新ソリューションを紹介する。(2023年2月28日付Faurecia中国の公式サイトより)

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