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Aptiv (China) Investment Co., Ltd.[安波福(中国)投資有限公司] 2024年12月期の動向

技術共有会

-Aptivは、北京で技術共有会を開催し、スマート自動車アーキテクチャ(SVA)、エッジ・ツー・クラウド(Edge-to-Cloud)プラットフォーム「風河」ソフトウェアシステム、中国製チップを搭載したキャビン・走行・駐車一体化ソリューション、ADASシステム、車両電動化用のシステムレベルソリューションを展示した。

・SVA (Smart Vehicle Architecture)は、ソフトウェア定義車両(SDV)に必要なハードウェアやアーキテクチャを提供する。ソフトウェアとハードウェアの分離、入/出力と演算機器の分離、演算の「サーバー化」を特徴とすることで、自動車メーカーは研究開発の煩雑性や全体の製造、運営コストなどを低減することができる。 

・「風河」ソフトウェアは、SDVの開発や運用に向けたソフトウェアアーキテクチャ、リアルタイムオペレーションシステム、ツールチェーンを提供するもの。これにより、安全性が重要なアプリケーションの持続的な動作を保証するだけではなく、SDVのアーキテクチャにシームレスに融合することができるようになる。

・中国製チップを搭載したキャビン・走行・駐車一体化ソリューションは、中国チームが開発したクロスドメインフュージョン・コンピューティングプラットフォーム。コックピット、高度運転支援システム、自動駐車の3つの制御ドメインをカバーし、車両のE/Eアーキテクチャやシステムのソフト・ハードウェア設計を簡略化し、研究開発コストを節約する。

(2024年4月24日付AptivのWechat公式アカウントより)

 

戦略的提携

-北京地平線機器人技術研発有限公司[Beijing Horizon Robotics Technology R&D Co., Ltd.](地平線)は、Aptivおよび米Wind River (風河)と戦略的に提携すると発表した。地平線は、征程(Journey)シリーズの車載チップをベースとして、Aptiv及び傘下の風河公司が自動車メーカーに統合したソフト・ハードウェアソリューションの開発支援を行う。地平線は征程シリーズチップでWind River VxWorksリアルタイムオペレーションシステム(RTOS)、Wind River Helix仮想化プラットフォーム、Wind River Linux、Wind River Studioおよびコンテナアーキテクチャおよびミドルウェアを含む風河の複数のソフトウェア製品をサポートする。(2023年7月3日付地平線のWechat公式アカウントより)

 

新規プロジェクト

-Aptivはコネクタの新工場を武漢で開設すると発表した。武漢経済開発区軍山新城に設置されるこの工場には20億元が投じられ、主に高圧充電器、高電圧コネクタなどの関連製品を製造する。2023年第1四半期の稼働開始を予定している。(2023年11月16日付武漢経済開発区のWechat公式アカウントより)

-Aptivの中国子会社である安波福(中国)投資有限公司[Aptiv (China) Investment Co., Ltd.]は、武漢にあるコネクタシステムのエンジニアリングセンターが稼働開始したと発表した。エンジニアリングセンターは車載ソフトウェアの開発、高速高電圧コネクタの開発事業に注力する。1年から2年後には、研究開発チームは100人規模に達する見込み。(2023年3月1日付Aptiv中国の公式サイトより

-Aptivは、傘下の安波福中央電気(上海)有限公司(安波福中央電気)の上海市嘉定区安亭鎮にある工場の拡張工事を開始したと発表した。総投資額は1.6億元、総建築面積は1.8万平方メートル。試験施設、倉庫、などを建設する計画で、2024年1月に使用開始予定。(2023年1月16日付プレスリリースより)

 

展示会

-Aptivは、CES 2024に中国製の高性能SoCチップをベースに開発したクロスドメイン融合コンピューティングプラットフォームおよび中国で開発した第7世代4Dミリ波コーナーレーダーを出展したと発表した。クロスドメイン融合コンピューティングプラットフォームは、スマートコックピット、自動運転支援および自動駐車の3つのコントロールドメインをカバーすると同時にマルチディスプレイのインタラクション、オンライン動画、ナビゲーションや音声アシスタント、走行車線や信号機の識別、駐車位置や障害の感知など複数の機能に対応する。4Dミリ波コーナーレーダーは77GHzの中国製レーダーチップをベースに設計され、導波管アンテナを採用し、視野角(FOV)内の高い角度解能および精度を実現する。同時に多種多様なインターフェースタイプおよび最大4Gの動作広帯域モードにさらに対応する。(2024年1月10日および11日付AptivのWechat公式アカウントより)

-Aptivは、2023年上海モーターショーに出展すると発表した。スマートカー向けアーキテクチャSVA (Smart Vehicle Architecture)をベースとしたソフトウェア定義車両(SDV)、次世代ADASソリューション、先進的な走行・駐車一体型ソリューション、次世代高性能スマートコックピットプラットフォーム及び電気化技術及びソリューションなどを出展する。(2023年4月13日付Aptivの公式サイトより)

 

研究開発体制

名称 所在地 業務内容

安波福中国技術中心
[Aptiv China Technical Center]

上海市浦東外高橋保税区

-Aptivアクティブセーフティ事業部及びユーザーエクスペリエンス事業部のアジア太平洋地区における、研究開発拠点本部。VW、GM、長城、吉利、Volvo、広汽、長安などのOEMの中国市場における主要技術パートナーとなっている。

-統合型スマートコックピット、ADAS、衛星を活用したレベル2+の自動運転システム、インテリジェントネットワーク、ドライバーモニタリングシステム、車体コントローラーなどの製品を開発。

安波福蘇州研発中心
[Aptiv Suzhou Technical Center]
蘇州工業園

-次世代自動車プラットフォーム向けアクティブセーフティ、インテリジェントネットワーク及びセーフティ、インフォテインメントシステム、ユーザーエクスペリエンスシステムの開発に注力。

-Aptivアクティブセーフティ事業部及びユーザーエクスペリエンス事業部のアジア太平洋地区における、三大R&Dセンターの一つ。エンジニアリング及び研究開発を行い、Aptiv中国R&Dセンターとともに中国市場向け統合型スマートコックピット、ADAS、レベル2+自動運転システム、インテリジェントネットワーク、車体コントローラーなどの製品を開発。同時に電気性能テスト、高温・低温試験室、EMC・カメラ性能試験などの自動車部品試験設備を備える。

-また、蘇州市政府や中国電信などと提携し5G共同開発実験室を設立。将来のモビリティにおけるインテリジェント化とデジタル化について研究を行っている。
安波福安亭技術中心
[Aptiv Anting Technical Center]
上海市嘉定区

-内燃機関車及び新エネルギー車用配電システム、コネクター、エレクトリカルセンター、高圧燃料ディストリビューションシステムなど各種電装品の設計に注力。

-配電システム設計、開発、テスト能力を備え、高速データケーブル、コネクター、エレクトリカルセンターなどを扱う。また、AKシリーズ高圧コネクター、高圧充電ガンPCBA、Qi規格ワイヤレス充電に関するグローバルR&Dセンターとしても機能。

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