社は、9Ahと54Ahバージョンの新たなASSB、およびグラファイト陽極とNMC陰極を持つ独自のASSBを展示した。ASSBの利点は、エネルギー密度の向上によるバッテリーの小型化や電気自動車の航続距離の延長、充電時間の短縮、および不燃性のASSBによる安全性の向上などである。しかし、ASSBの商業化には、製造の複雑さやスタック圧力の要件な...

市場・技術レポート  最終更新日: 2024/11/12

、バッテリーパック外部への熱の伝達を防ぐ塗布型のコーティング剤 延焼防止コーティング試験例   共立エレックス：バッテリー難燃シート 高難燃・高熱伝導樹脂シートは、熱可塑性・熱硬化性樹脂を主成分とした不燃性シート。難燃性規格（UL94）では最高水準の「5VAグレード」を達成。 リチウムイオンバッテリーの熱暴...

市場・技術レポート  最終更新日: 2024/07/10

なものである。ASRが多量のプラスチックを含み、重量当たり発熱量が石炭並みであることも燃焼利用を促進した。   典型的なASR構成材料の比率 重量％ 可燃物 樹脂 33 発泡ウレタン 16 繊維 15 ラバー 7 木材 3 紙 2 不燃物 鉄 8 ガラス 7 ワイヤーハーネス 5 非鉄金属 4 合計 100 出所：トヨタ自動車講演等をもとにマーク...

市場・技術レポート  最終更新日: 2024/01/30

った。全固体電池セルは、液体やゲル電解質の代わりに固体電解質を使用するため、より高いエネルギー密度を実現し、バッテリーの容量を大型化できる。また、全固体電池は、充電時間の短縮、小型化による省スペース、不燃性による安全性の向上を実現する。Schaefflerの全固体電池セルは、シリコンベースの素材を使用した金属ア...

市場・技術レポート  最終更新日: 2023/11/06

体、2026年までに量産予定） Stellantis、Mercedes-Benz、Hyundaiと共同でEV用を開発中である。独自の電解質はFEST™（Factorial Electrolyte System Technology）と称され、CEOの2023年1月のコメントではポリマーと電解液を組み合わせ、200℃までは不燃性を保つ。また、液系Li電池製造設備の大部分が利用でき、市場投入のリードタイムが短いと述べた。2023...

市場・技術レポート  最終更新日: 2023/02/28

。 展示品：高耐熱CMCブレーキローター 展示パネル：高耐熱CMC 材料：炭素繊維を短く切断しSiC繊維とマトリックスを形成工法：溶融Si含浸反応法により作成 SiC繊維を使用することで高耐熱CMCを形成SiC繊維工法：紡糸→不燃化処理→焼成   従来の高機能素材WEEKの6展に加えて、今年から環境対応の製品を展示するサステナブルマ...

市場・技術レポート  最終更新日: 2021/12/15

を貫通するリスクがある。 電解質：LiBは起電力が高く、水の電気分解電圧を越えるため水溶液が使用できない。そこで有機溶剤（電気分解電圧は水の倍）を使用するが、これが発火の根源的な原因であり、産業的に用いうる不燃性電解液は見つかっていない。そこで高分子材料と電解液を合わせゲル状にして液漏れを防いだり（ポリ...

市場・技術レポート  最終更新日: 2021/12/03

推定値）。 セパレーター占有体積が減少するため電池容量増加 [20%] 内部直流抵抗低減 [20%] 入出力増加 [20%]   水溶液系電解質   現行のSCiBTMでは他のLiイオン電池と同じく有機溶媒（強燃性）を使用するが、これを水溶液（不燃性）に変更することで、原理的に発火を防止でき、コストも削減できる。また、危険物指定でなくなるこ...

市場・技術レポート  最終更新日: 2021/04/28

用せず、より高いエネルギー密度（18650セルフォームファクターで、第1世代では約300 Wh/kgを実現、さらに第2世代はそれを上回る）と、より幅広い稼働温度（-20°C ～ + 60°Cを実証、-30°C ～ +85°Cも可能）を実現する。電解液は不燃性で、過充電のリスクがなく、またセルを安全にゼロまで放電することで保管と輸送の安全性が高まる。原...

市場・技術レポート  最終更新日: 2020/12/25

するリスクがある。 電解質：Li電池は起電力が高く、水溶液（水の電気分解電圧は1.23V）が使用できないため、有機系溶剤（電気分解電圧は水の倍）を使用する必要がある。これが発火の根源的な原因で、産業的に用いうる不燃性電解液は見つかっていない。そこで高分子材料と合わせゲル状にして液漏れを防いだり（ポリマー電解...

市場・技術レポート  最終更新日: 2020/08/21

グ、NTKの酸素センサー、全固体電池が展示されていた。全固体電池は研究段階のものであるが、LLZ系固体電解質を用いた酸化物系積層電池で、大型の全固体電池の事例に多い硫化物系でないため、硫化水素の発生懸念のない不燃で安全な電池であり、低温（マイナス30℃）から高温（100℃）まで使用可能。大容量/高エネルギー密度を目...

市場・技術レポート  最終更新日: 2019/11/08

池事業の材料技術を組み合わせて開発した酸化物固体電解質による全固体電池で、定格電圧3.8Vで容量が25mAhのプリント基板へそのまま表面実装可能な形状の製品となっている。   一般的なリチウムイオン電池と比較して、①不燃性固体なので燃えない、発火の危険性や液漏れの危険性がない、②温度範囲が-40～100℃以上でリチウムイ...

市場・技術レポート  最終更新日: 2019/10/23

厚さ60μm～1000μm（集電体箔を含まず）の注文に対応   アルミニウム吸音材「カルム」（大同メタル工業）   自動車部品製造で培われてきた焼結技術を吸音材に応用し開発された商品。建築用途では国土交通省認定の不燃材であり、吸音材として屋内プールの天井などで使用実績がある。大同メタル工業では自動車での営業力を...

市場・技術レポート  最終更新日: 2019/05/30

パレーター、容器で構成されるセルを多数設け、共通の別置タンクからセルに各水溶液を供給することで、タンク容積に応じた容量の電池が構成される。タンク～セル間の液の循環はポンプで行う。常温で作動し、水溶液が不燃性であることから、本稿で取り上げた電池の中で最も安全である。一方、大容量のタンクが必要であり、エ...

市場・技術レポート  最終更新日: 2019/03/29

と住友電気工業は、共同開発中の新型高性能電気二重層キャパシタ（EDLC）をパネルで紹介した。集電体にアルミセルメット（従来はアルミ箔を使用）、分極性電極用材料にカーボンナノチューブ（従来は活性炭）、電解液に不燃性のイオン液体（従来は有機電解液）を使用し、全く新しいキャパシタを開発した。  既に、体積エネル...

市場・技術レポート  最終更新日: 2012/06/14