出光興産、固体電解質の生産能力増強 出光興産は30日、次世代技術研究所(千葉県袖ケ浦市)で、全固体電池の材料となる硫化物系固体電解質について、小型実証設備第2プラントでのサンプルの生産能力を年間十数トン規模に増強すると発表した。生産能力を増強するための投資額は約11億円で、政府から最大6億円の補助金が支給される...

ニュース  最終更新日: 2025/07/02

の製品設計条件下におけるリチウム金属電池の劣化メカニズムを解析し、高エネルギー密度と長寿命を両立するための革新的な電解液設計原則を提案している。 ・CATLの研究チームは、独自の動的トラッキング技術によって、電解質の劣化メカニズムを定量化した。その結果、リチウム金属電池の劣化における重要な消耗原因が特定さ...

ニュース  最終更新日: 2025/06/12

スペインのBasquevolt、全固体電池用電解質に注力へ ・スペインの全固体電池メーカーBasquevoltは6月6日、同社が全固体電池用電解液の開発と供給に注力することが取締役会で承認されたと発表した。同社は自動車OEMやセルメーカーと密接に協力してこの技術を多方面に提供する。電解液の工業化と販売開始は2027年の予定で自社技術と戦略...

ニュース  最終更新日: 2025/06/11

独Envalior、Battery Show Europeで電解質添加剤とプラスチックソリューションを発表 ・ドイツの樹脂加工メーカーEnvaliorは6月2日、電気自動車(EV)のバッテリーおよび関連電子機器の安全性、性能、寿命を大幅に向上させる電解質添加剤およびプラスチックソリューションをBattery Show Europe 2025で展示すると発表した。  ・同社は、リチウムイオ...

ニュース  最終更新日: 2025/06/10

CATL) が筆頭株主を務め、CATL向けに中核材料やナトリウム電池用電解液の開発などを行っている。Enchemはこの買収を通じて、CATLに対して年間7万トン以上の電解液を納入する計画。また、将来的にはナトリウムイオン電池用の電解質および電解液を供給することを目指す。なお、Enchemは欧州市場と米国市場でもCATLとの協力を拡大してい...

ニュース  最終更新日: 2025/06/05

は、現行のGen5バッテリーレイアウトと、Solid PowerのASSBセルを納めた新しいモジュールを組み合わせたものである。BMWは、セルの膨張度合、圧力管理、温度制御などの主要な試験項目をテストしている。 ・ASSBセルは硫化物系電解質を使用し、試験用バッテリーパックに完全に組み込まれている。BMWはこの試験フェーズから将来の開発に...

ニュース  最終更新日: 2025/05/21

Enchem、韓国政府によるナトリウムイオン電池開発プロジェクトに参加 ・韓国の複数メディア報道によると、電解液メーカーEnchemは、ナトリウムイオン電池の開発に関する2つの国家プロジェクトに参加しているという。まず、産業通商資源部による「ナトリウムイオン電池用高信頼性電解質の開発」プロジェクトにおいて、同社はナト...

ニュース  最終更新日: 2025/05/13

塔) 06」、傘下深藍(Deepal)ブランドのフラッグシップSUV「S09」、傘下長安啓源(Qiyuan)ブランドのプラグインハイブリッドSUV「Q07」などNEV 12モデルを含む、20の新型モデルを発売予定。また、長安汽車はCATLとの提携により、主要な電解質技術を進化させており、固体電池の開発を加速させている。2025年後半には試作品がデビューし、2026年...

ニュース  最終更新日: 2025/05/02

90％以上の充電が可能。さらに、このセルは最大4Cの放電レートで高出力を実現し、EVにおけるより高い性能要求をサポートする。 ・Factorialは、高度なエンジニアリングとAIツールを駆使して、極端な温度でも機能する新しい電解質を開発した。この電池は-30℃から45℃まで良好な性能を発揮し、従来の固体電池が抱える大きな問題を解...

ニュース  最終更新日: 2025/04/28

日本触媒、車載用リチウム電池向け 電解質の生産能力増強 2030年度までに10倍へ 日本触媒は、車載用リチウムイオン電池に用いる電解質の生産能力を増強する。日米中で電解質の生産能力を2030年度までに24年度比で約10倍にする計画だ。北九州市若松区の工場を新設するほか、中国の合弁工場でも生産能力を増強し、北米でも生産体制...

ニュース  最終更新日: 2025/04/24

出光興産、トヨタ向け全固体電池材料 量産へ設備増強 出光興産は21日、トヨタ自動車向けに全固体電池の材料である固体電解質を量産する小型実証設備第1プラントの生産能力増強工事が完了したと発表した。サンプルとなる固体電解質の生産量を現行の年間数トンレベルから十数トン規模に引き上げるとともに、量産技術を開発する...

ニュース  最終更新日: 2025/04/23

TDL、グローバル電池メーカーと全固体電池を共同開発 ・韓国の複数メディアによると、全固体電池および電解質メーカーのTDLは、グローバル電池メーカーと協力して全固体電池の技術開発を進めているという。両社は技術的な検証段階を完了し、現在は量産および商用化に向けた段階に突入している。 ・TDLは2012年に全固体電池の研究...

ニュース  最終更新日: 2025/04/15

す。  ・HyLiSTは、Horizon Europeプログラムの資金提供を受けて第4世代全固体電池の開発を目指す。36ヵ月以上にわたるプロジェクトでは大容量のコバルトフリー正極(LNMO)とリチウム金属負極(LiM)を組み合わせたハイブリッド固体電解質を開発して全固体電池の性能と安全性を高める。  ・このバッテリーセルは高エネルギー密度、急速充...

ニュース  最終更新日: 2025/03/26

出光興産、全固体電池製造装置新設へ 固体電解質に強み コスト改善 なお課題 「電気自動車(EV)のゲームチェンジャー」とも言われる全固体電池を実用化する取り組みを出光興産が本格化している。実用化のカギとなる中間原料「硫化リチウム」の大型製造装置を千葉事業所(千葉県市原市)に新設することを決めた。出光はトヨタ向け...

ニュース  最終更新日: 2025/03/17

らDuksanの従業員を転勤させて対応する。  ・Duksanは、ミシガン州からアラバマ州やジョージア州にかけて広がる新興のバッテリーベルト地帯でバッテリー生産に不可欠な電解液を提供する。  ・同社では新工場を米国最大の電解質工場にする計画を立てている。新工場には生産能力を2～3倍に増やす余地がある他、将来的な事業拡大に...

ニュース  最終更新日: 2025/03/13

モジュールはエネルギー密度、充電速度、耐火性の面で優れており低コストで環境負荷も少ないなど現行のバッテリーより多くの利点を備えている。陽極のコバルト使用量を半減し陰極の黒鉛の一部をシリコンに置き換え、電解質も改良した。 ・プロジェクトメンバーの英コベントリー大学(Coventry University)とスイスのFPT Motorenforschungは...

ニュース  最終更新日: 2025/03/05

久性を備えてバッテリーの安全性を維持するバッテリーハウジング材料、電気自動車(EV)向けの軽量かつ堅牢な高機能プラスチック材料などを披露する。さらに「Next Generation Technologies」ゾーンでは、LOTTE Chemicalが開発した固体電解質や全固体電池用セパレータコーティング材料技術、現在開発中の二次電池用コーティング集電体などを...

ニュース  最終更新日: 2025/03/05

開発を継続的に実行する。  3. パートナーおよび顧客との約束を果たし、EICを活用して顧客ニーズに即した技術革新を迅速に実現し、電解液のサンプル提供を増やす。  ・Solid Powerは、EVおよびその他用途向けの硫化物系固体電解質材料の製造・販売において、業界トップ企業となることを目指している。  (Solid Power release on February 28, 2...

ニュース  最終更新日: 2025/03/04

着工し、2026年末に試作品を生産する。投資第1フェーズでは約5万トン、中長期的に約20万トンの生産能力を備える見込み。 ・EcoProはまた、全固体電池関連の開発計画についても公開する。グループ傘下のEcoPro BMは2024年、固体電解質のパイロットラインを構築して試験稼動を開始。現在は量産ラインの立ち上げを計画している。また、Ec...

ニュース  最終更新日: 2025/02/28

生産できる能力を持つ。出光はトヨタ自動車と2027～28年に全固体電池を実用化する方針。量産技術の確立を急ぐ。同事業所の敷地内にある1万平方メートルの敷地に大型装置を設置し、2年以内に稼働させる。同社はまた、固体電解質の大型パイロット装置への投資も今夏をめどに判断する計画。中間材料から固体電解質まで一貫製造す...

ニュース  最終更新日: 2025/02/28