GMの中国事業 (2): 中期事業計画、開発・販売体制、モデル計画
2015年までに新型60車種投入、2015年500万台販売へ
2011/08/05
- 要 約
- GMの中国中期販売事業計画: 2015年販売目標は合弁工場自主ブランド車を含めて500万台
- 開発体制:研究拠点拡充、上海汽車集団と新エネルギー技術/次世代新型モデル共同開発へ
- モデル計画: 2015年までに新型車約 60車種投入へ
- 販売体制: 中古車・アフターサービスに注力
- (参考) GM: 中国工場別モデル別販売実績と 2011年販売計画
要 約
GM の2010年世界販売台数は 839万台で、前年比 12.2%増であった。うち、中国事業は 2009年以降、急激な成長を遂げており、2010年の完成車販売 (輸出と輸入車販売を含む) は前年比 28.8%増の 235万台 (GM発表) となった。中国における販売は米国222万台を上回り、GM全体において28%強のシェアとなった。GM は今後も中国で二桁成長を見込み、2015年には完成車 500万台以上の販売目標を掲げている。
GMの中国における 2011年前半 (1~6月期) の販売実績 (輸入車販売を除く) は、前年同期比5.8%増127万台と、1~6月期の販売台数で過去最高を更新した。
以下は、GM の中国における中期事業計画、開発体制、モデル計画、販売体制等に関する最新動向である。
なお、GMの中国における中期生産事業計画、完成車およびエンジン生産体制の拡張などについては、2011年 7月掲載の調査レポート 「GM の中国事業 (1): 完成車とエンジンの生産能力増強計画」に収録。
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