マークラインズ8つの事業
コンテンツ一覧
サービス一覧

百度の自動運転オープンプラットフォーム「Apollo」

レベル4の自動運転技術を搭載した小型量産型バス「アポロン」をラインオフ

要約

アポロン
百度の小型量産型自動運転バス「アポロン」(CES Asia 2017)

 2018年7月に中国インターネット協会及び工信部より発表された「2018年中国インターネット企業トップ100」において、中国大手ITの百度(Baidu)、アリババ(Alibaba)、テンセント(Tencent)の3社はトップ3となった。同発表によると、上位100社の営業利益の総額は前年比82.6%増の2,707.11億元で、うち11社が前年比40%以上の利益率を達成した。トップ2社のアリババとテンセントのインターネット総収入は、上位100社のインターネット総収入の25%以上を占める。

 百度、アリババ、テンセントは、それぞれの社名の頭文字からBATと呼ばれ、検索サービスの百度、EC(BtoC、BtoB)のアリババ、オンラインゲーム/SNSのテンセントは、各分野で確固たる地位を築いた。消費者や企業のニーズに基づいた各種サービスを提供/拡充するために、企業買収や新規事業の立ち上げを次々に展開。その結果、巨大なプラットフォーマーとなり、金融、小売、物流、教育、製造、各種サービスなど様々な業界に影響を与える存在となっている。

 BATの一角である中国検索サービス最大手の百度の売上高は、アリババとテンセントとの約1/3程度である。2016年は医療広告に関する問題が発生し、政府が規制を強化したことにより純利益が減少した。インターネット広告頼みの収益構造から脱却を図るために、自動運転領域に積極的に取り組んでいる。2017年4月に自動運転オープンプラットフォーム「Apollo」を発表。2017年11月には、政府より自動運転に関する国家次世代AI開放イノベーションプラットフォームを推進する企業として委託を受けた。

 
関連レポート:

CES Asia 2018:電動化、インテリジェント化、コネクテッド化(2018年7月)
中国新興EVメーカー:IT企業の資金や協力を得てスピード開発(2018年4月)

 

 

このレポートは有料会員限定です。

会員登録いただく、期間限定で続きをお読みいただけます。
さらに、以下のようなコンテンツを無料でご利用いただけます。

  • 市場・技術レポート
  • 世界の自動車生産 / 販売台数
  • モデルチェンジ予測
  • 自動車業界の最新ニュース
  • 自動車部品300品目シェア・供給情報
  • ご利用に関するお問い合わせ先

    月~金 9:00~18:00 (祝祭日を除く)
    japan 日本
    〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
    tel-icon 03-4241-3907
    カスタマーサポートデスク
    メディア関係者様向け
    USA 米国
    Southfield, Michigan, USA
    +1-248-327-6987
    MEX メキシコ
    León Guanajuato,Mexico
    +52-477-796-0560
    DEU ドイツ
    Frankfurt am Main, Germany
    +49-69–904-3870-0
    CHN 中国 (上海)
    〒200001 上海市黄浦区
    +86-21-6212-6562
    CHN 中国 (深圳)
    〒51800 広東省深圳市南山区
    +86-755-2267-1725
    THA タイ
    Klongtoey, Bangkok, Thailand
    +66-2-665-2840
    IND インド
    Gurgaon, Haryana, India
    +91-124-4048779