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IAA 2017: アジアブランドは多彩なラインナップを披露

EV、SUV、クロスオーバー、高性能車など

2017/11/10

要約

Kia Proceed Concept
Kia Proceed Concept

 ドイツのフランクフルトで9月12日から24日まで、開催された国際モーターショー(IAA)2017は、9月16日から一般公開日となった。来場者数は約81万人。994社が出展、50以上の乗用車ブランドが参加した。IAA 2017のスローガンは「Future Now」で、革新技術の展示は過去最高の363件に達した。

 IAA 2017におけるアジアメーカーの展示は多彩なモデルに及んだ。欧州で人気の高まっているSUVとクロスオーバーのカテゴリーで多くの車種が出展され、その中にはトヨタLand Cruiser、レクサスNX、現代Kona、起亜Stonic、奇瑞(Chery)Tiggoクーペコンセプト、双竜(Ssangyong)Rextonなどがある。アジアブランドの展示では電気自動車への指向も注目ポイントの1つであり、特に今回Urban EVコンセプトとCR-Vハイブリッドプロトタイプを発表したホンダは、欧州向けの新型モデルすべてにEVを選択できるようにすると発表した。その他の電動化モデルの出展は、トヨタのC-HR Hy-Powerコンセプト、奇瑞 EXEED TXコンセプト、WEY XEVなどがある。最後に紹介するのは走行性能を前面に出したモデルで、現代i30 N、起亜Proceed Concept、スズキ Swift Sport、スバルImprezaなどがあげられる。

 本稿はIAA 2017の展示車両に焦点を当てたレポートの第4弾。トヨタ、現代、起亜、ホンダ、奇瑞(Chery)、WEY、スズキ、双竜、スバルといったアジアOEMの出展内容を報告する。ドイツ3社の電動車、ICE(内燃機関車)ならびに欧州メーカーの出展内容については第1、2、3弾レポートでそれぞれ報告している。



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