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北京モーターショー2016 (下) 中国メーカー編:新エネルギー車を競って展示

北京汽車がスーパーカーレベルのEV ARCFOX-7を、BYDが王朝シリーズでEVを身近な車に

2016/05/31

要 約

 北京モーターショー2016レポートの第三弾では、前回の日韓メーカー編に引き続き、中国自動車メーカーの環境対応車のならびに主な初出展のモデルを中心に報告する。

 本モーターショーの開催地北京に本社のある北京汽車グループは、2020年に向けて新たな方針を発表するとともにコンセプトカーを出展。また、中国における歴代のモーターショーの中で、同社自主ブランド車を最も多く展示したこともあり、ブースには多くの人が訪れていた。中国第1位の自動車メーカーである上海汽車グループは、中国国際展覧会中心の新館ではコネクティッドカーを発表し、旧館では積極的に新エネルギー車をアピールしていた。

 2015年、中国における新エネルギー車(PHV及びEV)販売第1位のBYDは、中国人民のための車というキャッチフレーズを全面に打ち出し、秦、元などの「王朝シリーズ」を出展した。奇瑞汽車グループは、傘下の凱翼汽車Cowin Autoブランドで若い世代をターゲットしたコネクティッドカーX3やイスラエルの投資会社との合弁会社であるQorosのEVのコンセプトカーを披露した。

 今回のモーターショーの来場者は81.5万人、2014年の北京モーターショーより約3.5万人減少したが、各社が投入する新モデルの数々や国を挙げての新エネルギー車への取り組みを見る限りでは、熱気を感じるモーターショーであった。

新エネルギー車展が開催された国際展覧館中心旧館
新エネルギー車展が開催された国際展覧館中心旧館
新エネルギー車の価格、航続距離などを訴求した展示パネル
新エネルギー車の価格、航続距離などを訴求した展示パネル



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