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トヨタ中国事業:生産設備の刷新と基幹部品の現地化加速

HVの販売比率を2020年に30%へ、TNGA車生産に備える

2015/08/13

要 約

map トヨタ自動車は3年間の「工場新設凍結」を解除し生産設備の刷新と基幹部品の現地化を加速する。

 減速する中国全需とTNGA(Toyota New Global Architecture)展開を睨み、広州及び天津工場の2ラインを最新鋭にすべく、1,115億円を投資し生産能力を113万台に増強。(但し12万台分は破棄予定のため純増分は8万台)


 2014年中国の販売実績は100万台を突破し2015年の販売目標を110万台に設定。

 「豊田汽車研発中心有限公司」(TMEC)は現地向けハイブリッド車の開発規模を拡大している。2020年までに15車種以上の環境対応車を開発し、HV(ハイブリッド車)の販売比率を30%に増加させる。


 「豊田汽車(常熟)零部件有限公司」(TMCAP)では海外初のCVT生産が開始されている。合弁会社の一汽トヨタの自主ブランド「朗世(ランシー)」と広汽トヨタの自主ブランド「領志(リンジ-)」からEVモデルも投入、さらにPHV(プラグインハイブリッド車)の現地生産も検討されている。レクサスブランドについて2015年1-6月の中国への輸入台数は3.7万台。現地生産を検討しているが、中国自動車市場の成長が鈍化し、円安により日本からの輸入車の採算も向上しているため、中国ではまず知名度を上げることを優先し現地生産は2018年以降とされる。



関連レポート:

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上海モーターショー2015取材レポート
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