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中国市場 2015年上半期:伸び率は1.5%に低下

中国自工会は通年伸び率予測を7%から3%に修正、新エネルギー車販売は3.4倍に

2015/07/31

要 約

中国自動車販売 2015年上半期(1~6月)の中国市場新車販売台数は、前年同期比で1.5%増の1,185.5万台(工場出荷台数ベース、輸出を含む)。2014年上半期の伸び率8.4%から大きく減速。中国自動車工業協会(CAAM)は2015年7月に、2015年通年の自動車販売伸び率予測を、年初の7% (約2,510万台) から3% (約2,420万台) に引き下げた。


 グループ別販売台数で見ると、上海汽車グループは引き続き1位を維持しているが、3位を占めてきた第一汽車グループは長安汽車に追い抜かれ、4位に後退した。

 車型別で見ると、SUVは引き続き中国市場の人気車型で、販売台数は46%増加した。

 乗用車市場の中国/ 外資ブランド別シェアを見ると、中国自主ブランド(民族系)が41.5%で首位。独系メーカーはシェアが2位の19.7%を占めているが、前年同期比でシェアが1.7%ポイント、販売台数は3.4%減となった。一方、日系メーカーは、1~6月のシェアは14.9%と0.4%ポイント減少したが、販売台数は前年同期比で2.4%増。

 自動車の輸入・輸出では、1~5月の輸入(通関台数ベース)は前年同期比で23.8%減、1~6月の輸出は13.5%減で、どちらも大幅減少となった。また、従来型自動車に対する大都市ナンバープレートの発行制限や、中国政府及び地方政府が導入した新エネルギー車に対する優遇政策により、新エネルギー車の1~6月の販売は前年同期比で3.4倍に増加した。

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中国の2015年販売は7%増の予測、2014年実績は6.9%増 (2015年3月)

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