上海汽車:MG、Maxusなど、自主ブランド事業の国内外での最新動向
中国開発車の2015年販売は、グループ全体の4割、240万台を目指す
2014/04/17
要 約
上海汽車集団股份有限公司 (上海汽車:SAIC) は、2015年の販売目標を600万台以上と設定し、2014年4月時点でグループの完成車年産能力は600万台ほどに整備されている。
これに向けて、中国国内で傘下の「MG」「栄威(Roewe)」「五菱(Wuling)」「宝駿(BaoJun)」「躍進(Yuejin)」「大通 (Maxus)」などの自主ブランド事業を拡大する。これに併せて、拡販余地が大きい海外への自主ブランド車の輸出や現地生産による販売活動を推進する。
以下は、上海汽車の自主ブランド事業の運営方針、完成車全体の販売計画、自主ブランド車のモデル計画、自主ブランド商用車事業動向及びその自主ブランド事業の海外展開に関する最新の動向をまとめた。
注: | 本レポートの自主ブランドには、①「栄威」「躍進」のような上海汽車グループ独自のものと、②「宝駿」のような、外資との合弁会社が知的財産権を有する合弁ブランドを含む。 |
関連レポート
・VWの中国事業レポート その1(2013年10月)、その2(2013年11月)