メキシコ:2012年生産は276万台、輸出は232万台で過去最高の見込み
日産、ホンダ、マツダ、Audiが新工場建設
                                    2012/09/14
                                    
                                
                                
                            要 約
 メキシコは、米州の重要な自動車生産拠点であり、北米・南米および世界各国への輸出拠点としても存在感を増している。
 メキシコは、米州の重要な自動車生産拠点であり、北米・南米および世界各国への輸出拠点としても存在感を増している。
2011年の生産台数は過去最高の256万台、輸出台数も214万台で、過去最高となった。2012年通年では、生産・輸出ともに少なくとも前年を8%上回り、過去最高を更新する見込み(メキシコ自動車工業会、7月発表)。生産台数は、2015年には300万台、2017年には400万台超になるとの予測もある。
国内市場は、2011年は前年比10%増の90.4万台となったが、2008年の金融危機前の100万台超の水準に戻らず伸び悩んでいる。2012年通年では90万-100万台の見通し。
メキシコは、北米・南米共に輸出しやすいという地理的条件に加え、自由貿易協定を44カ国と締結しており、既に自動車部品メーカーの供給網があるため、自動車メーカーの新たな投資も増えている。
日本メーカーでは日産、ホンダ、マツダが、それぞれ年産能力17.5万台、20万台、14万台の新工場を建設し2013-14年に稼動する。また、欧州メーカーではVW傘下のAudiが年産能力15万台の工場を新設し、2016年に稼動する計画。
 なお、重要な輸出先のブラジルとアルゼンチンで、2012年初頭からメキシコとの自動車協定をめぐって摩擦が生じており、今後の各社の生産・輸出計画への影響が懸念される。
 関連レポート:メキシコ・ブラジルの日系部品メーカー(2012年9月)
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